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1617日 8thCCCにインストラクターとして初めて参加してきました。

 

4月よりJSCADの理事としてセレックを普及するための勉強会の幹部を仰せつかり、
外部の仕事をするようになりました。
毎月の理事会、全国の歯科医師に対して
セレックの取り扱いに関する講習、実習をすることが主なお仕事です。


 CCCとは、「CEREC CLINICAL COUSE」 の略で、
セレックのアドバンス的な使い方の教える講習会です。

ハートフルの先生もみんな受講して、教育をしてもらっています。僕も、受講しました。


 “受ける側”から“与える側”へ

セレックの症例数が増え、全国有数となり、海外での研修、秋の改装などで
セレックを中心とした診療設備は最新となり、コンピューター技術を駆使した
最先端医療が可能の現場となってきました。

そこで、その経験を生かして、教えていただいた立場から教える立場に
変わっていかねばならなくなる瞬間になりました。

 

 卒業以来数々の歯科医師のみならず多くの方のご指導を受けて
人として、歯科医師として成長してきました。その過程には、先輩方の苦労があったんだと思います。

今の自分、ハートフル歯科があるのも、先輩方の教えがあったからに他なりません。

 

 その感謝の思いを、いつかお返したいと思うのですが、なかなか。
富も名声も得た、先輩方にお返しなど出来うるわけもありません。
その感謝の気持ちは
、次の世代に正しく伝えることが一番だと思うようになりました。

 

 世界中で評価される、セレックも日本国内の歯科界での環境は、悪いです。

 30年前から変わらない金属治療を中心とした、教科書。

大学教育でセラミック修復は、なぜか賞賛されていません。

 標準的な保険制度に導入されていません。

 セラミック治療が、「長期的安定性・審美性・利便性・機能性・耐久性」の
全てで優れていたとしても、歯科医師、国民に受け入れられることは難しいです。

 

 僕ら、歯科医師の本意は、地域の皆さんに良い医療を提供したい。

 健康でいてもらいたい。虫歯になって欲しくない。

 「削る、抜く!」なんて言いたくない。

 

そう、皆さんと同じ思いなのです。

 

できれば、「自分の歯で噛んでいたい、健康でいたい!」

僕と、同じ気持ちだからこそ、セレックの良さを受け入れてもらいたい。

 

発祥の地、ドイツで本物のセレック治療を学び広く理解し、三鷹・武蔵野で治療を行ってきました。

院内でセレックは認知され、症例数も伸びてきました。

しかし、これだけでは本当に素晴らしいセレック治療が広く日本に浸透されたことにはなりません。

 

だから、これからはドイツまで行かずとも学び、伝えることにもできる
伝承という仕事にも従事していこうと考えるようになりました。

今まで、ご指導いただいた先生の方から受け取った「ほんもの歯科医療」というバトンを渡すために。

 

僕の40代の目標は、

     三鷹・武蔵野の地域の皆さんのお口の中から全身の健康サポート!

     未来のある子供たちへのむし歯予防。

     新たに、日本中の歯科医師へセレック、そして、デジタルデェンティストリーを広めていくこと。

この夏、家族が増えます。歯科医師とし、父親として輝いていたいと思います。

 

まだまだ、やれる。40代!

セレックや歯科医療を通じて、もっともっと人間として成長していきたいと思います。

 

理事長 下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科