毎週金曜日のお昼にドクターミーティングを行っています。

内容は、基礎的な事や海外研修報告、学会報告ついて、
最近導入した治療器具のレクチャーなどテーマはさまざまです。
毎回、活発に意見が出て、お互いに意見を交換しています。

 今週のミーティングは、いつもと違う趣向で行いました。
4月に入社した井上先生が、セレックの形成(削り方)の講義を
歯科医師、技工士対象に行ったことです。

4カ月の勤務を経て、内部のセミナーとはいえ、
歯科医師、歯科技工士など10人の前の話すのは勇気が必要です。
また、人に教えるのには、その10倍の勉強をしないと話せないものです。

そのミーティングに僕以外の先生が、立ってレクチャーをしてくました。
嬉しかったです。井上先生お疲れさまです。

 セレックは、大学教育にもまだ導入されていない、最先端セラミック治療です。
全てハートフル歯科に入社してから研修を受けて始まる内容になります。
スイスやドイツでは、学生時代から学ぶのですが日本は10年遅れているのが実情です。

 そんな中で、入社4カ月でレクチャーすることを
受けてくれた井上先生の成長には、目を見張るものがあります。
講義の内容は、しっかりポイントを押さえ分かりやすくまとまっていました。

 新人技工士さんには、勉強になったと思います。
僕からの講義ばかりでは、メンバーが受け身になるので良い機会になりました。
これからも続けていきたいと思います。

これも新しいスクリーンの効果でしょうか。
 

 現在、歯科医師用と歯科技工士用の研修プログラムと
セレックデザイン練習用のプログラムを作成しており、実施されています。

 内容は、主に形成(削り方)、接着(取り付け方)、
CADデザイン(歯のデザイン・作成)などが含まれます。
模型での形成や過去の治療データからデザイン練習などが行われます。
 

 入社した歯科医師、歯科技工士さんがすぐにトレーニングを消化し、
素晴らしいオールセラミック治療が可能になるプログラムが運用されています。
それらは、すべてICDE(世界コンピューター歯科学会)という
セレックマスタートレーナーコースでの研修プログラムを参考に作られています。

 ハートフル歯科で働く歯科医師、歯科技工士は、
こうして世界最先端のセラミック治療を習得しているのです。

 ドクターミーティングを通じて、
ハートフル歯科らしい世界水準の歯科医療は、常に更新されています。

 「全ては、患者さんの笑顔のために・・・」

医療法人社団徹心会ハートフル歯科