デジタルデェンティストリーを語る上で、3Dプリンターは、
今や「語らずには通れない道」となってきました。

ハートフル歯科でも1月新発売の3Dプリンターが、3月3日のハートフル歯科10周年の記念日に届きました。
神様のイタズラか、誕生日プレゼントのように入荷したのです。
発売から納品まで凄く時間がかかりました。(輸入品なので仕方ないのです。)

まさに神もまた、ハートフル歯科のデジタルデェンティストリーを応援しているかのようで、嬉しかったです。

3Dプリンターは、カメラで撮影した歯型を石膏模型の代わりに作ったり、CTで撮影した顎骨を作りインプラントのオペのイメージトレーニングしたり、実際にドリリングの練習など出来るようになります。

歯型を3Dプリンターで立体におこし、治療予定を説明したり、インプラントの難しい症例では、そのイメージトレーニングや教育に使用したり出来るようになります。

パソコンの画面上で、デザインされた歯の形は、捉えにくいものです。
説明されても理解しづらいと思います。
CT画像は、パソコンの平面の画面に映し出されます。
実体がないので奥行きや幅などがつかみにくい所が欠点です。
そこを形に起こせることが出来れば、アナログとデジタルの境界がなくなり、
診療に活かすことができるようになります。

未来の歯科医院には、必ず必要とされる3Dプリンターの最新型が、アメリカから輸入納品されました。

今後、発展的に臨床を変化させる、楽しみな機材です。まだ、歯科での応用は、
ほとんどないはずです。これから、創意工夫で歯科のデジタル化の世界で花開いていくことでしょう。

全ては、患者さんの笑顔の為に・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科