三鷹のハートフル歯科、ハートフルデンタルクリニック、三鷹ハートフル小児歯科医院、三鷹ハートフル矯正歯科医院の理事長の下田孝義です。

マイクロスコープの偉大さを久しぶりに直視できる、動画がたまたま撮れましたので、報告します。
初診の方で、「歯が痛い!」という方が、いらっしゃいました。
パノラマレントゲンを見て、根が膿んでいると診断し、肉眼で銀歯を除去して、金属心棒を外し、以前から詰めてあったお薬を除去しました。
たまたま肉眼で簡単に心棒が取れたので、肉眼のままで治療を進めています。
心棒を外すのが難しい時には、必ず初めからマイクロスコープ下で治療は、行います。
しかし、保険内で治療を行っているので、必要以上に時間は、かけられません。
効率的に治療を行っています。

「肉眼では、深追いしない。」
それがポイント!
深追いする時には、すぐにマイクロスコープを準備します。
ハートフル歯科の治療用のユニットには、必ずマイクロスコープが備わっています。

今回は、簡単に銀歯や心棒が外せそうだったのでそのまま、肉眼で治療を進めました。古いお薬も順調に取れたので、確認の意味でマイクロスコープを見ることにしました。
自分の中では、「肉眼的に古いお薬は、除去できただろう。」と確信して、見たのです。

 

しかし、見た瞬間 『えっ!』やっぱり、まだある。
確信が過信だったと、痛感させられました。
マイクロスコープを使い始めて、10年 
「過信なんだろうなぁ。」と毎回。

今日も、過信に終わりました。
マイクロスコープってもうないと治療ができなくなっています。

マイクロスコープで古いピンクのお薬を除去して、無菌化を狙い、水酸化カルシウムを塗布。
本日は、終了。

マイクロスコープは、治療の診断を手伝い、治療の精度を高め、長期予後に必ず寄与してくれます。

「自分が受けたい治療」は、「マイクロスコープ下での治療」だと思います。

全ては、患者さんの笑顔の為に・・・

下田孝義

 

医療法人社団徹心会ハートフル歯科