理事長のブログ

2017.12.05更新

歯の根っこ先からの破折の歯を抜歯しました。
あんまり、みないケースなので、皆さんと共有したいと思います。

原因不明で、膿がひどく、歯の周りの骨も溶けて無くなっていました。抜歯は、やむ得ないと判断しています。(永田くんへこの人のレントゲン探して)

銀歯が擦り減らず、天然歯と比較して5年のスパンで考えると、高くなり銀歯に力が集中して割れてきます。
その場合は、金属心棒がクサビ状に力を受け、ナタで木をやるように力がかかり結果、割れてきます。

これ状況は、同じ割れてくるでも、銀歯側から割れてくることがほとんどです。
この歯は、根っこ先端から割れていました。

こういう時は、割れている様子がレントゲンには、写りません。CTにも、写りません。

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この歯は、膿がひどい、噛めない、レントゲンで骨が溶けている。という、状況証拠の積み重ねで抜歯を選択しました。抜歯後、結果として根っこの先端から割れていることを見つけて、痛みの原因を知る事となりました。

マイクロスコープやCTなど駆使し、最先端技術を使用して診断は、行なっています。しかし、直接原因歯を見ることが出来る歯根端切除手術や抜歯をしないと原因が分からない事もあるのです。

最先端の治療器具、診断器具を使用してもやっぱり分からないことが、あるんだなぁと痛感させられました。人間の体の前では、全能の神とは、なり得ないと再認識しました。

これからも、機械に頼り過ぎず、自分に驕らず
真摯な姿勢で、診療をしていきたいと思いました。

全ては、患者さんの笑顔の為に・・・

下田孝義

 

 

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