理事長のブログ

2019.01.08更新

 

お正月休みの地下鉄の乗り換えで、このような広告を見ました。
中小企業は、ブラックだからこそ、この広告になるんですよね。


 p

中小企業は、ブラックなんでしょうか??
売上に対する、純利益もそんなに取れない下請け企業だとブラックになりがちです。納期が、短過ぎる。価格決定権がないので、薄利になりやすい。
受注だけして、何もせずに手数料だけをピンハネする仕組みもあると聞いた事もあります。
中小企業には、そういうところもあるのでしょう。


一部上場企業の中には、9−5時、有給残業なし などと聞いたことありますが、お昼休憩すると7時間しか働いた事にしかなりません。
勤務時間が6時間を超えるので、休憩時間は45分以上でなければなりません(労基法34条)。
http://osaka-rodo.go.jp/joken/rokiho/jikan/rokiho34.php
9−5時で7時間勤務って、本当に一部企業なんだと思いました。そんな会社って実際はあんまり聞いたことありません。

 


厚労省は、ブラック企業リストを今後 毎月更新して発表すると言っています。
そんなリストに載ってしまっては、求職者は、来なくなるだろうなぁ。
このリスト公表を続けるというなら、同時に「下請けいじめ」による「しわ寄せブラック」のアンケート調査なども一緒にやったらどうだろうか。
大手企業の調査もしっかりとしていただき、ブラックな環境が生まれる今の社会構造の実態把握も必要だと思いました。


歯科医院は、どうでしょうか?


小さい歯科医院では、「規模の大きさの経済」が働かず、急患対応や患者さんがどうしてもその時間しか来れないからと夜の時間の診療をせざる得ない歯科医院、日曜日や祝日も患者さんが要望するからやらないといけないという歯科医院があります。
また、経営者の意識の低さもありますが、診療時間が勤務時間。用意や片付けなどは、仕事では、ないという歯科医院もあります。ありました。
小さい歯科医院は、スタッフが、3名程度なので休むと代わりはいない。有給を取るのも、難しい。
給与も前回書いたブログのように、総支給額の決まっていて逆算して配給されるような仕組みになります。厚労省は、きっと  そんな小さい歯科医院にも、「働き方改革」を指導しています。


経営者目線だと。
なんと、厳しい時代でしょうか?


ハートフル歯科も開業当時、そうでした。ドクター2人、メンバー2人  合計4名、治療イス2台だけ。
診療してない時間は、何も生み出していない。仕事の準備や片付けは、やるのが当たり前という雰囲気です。僕の勤務医時代には、そう感じていたそのままです。歯科医院には、有給制度など聞いたことありません。休んだら欠勤扱い。


ある意味、「ノーワーク・ノーペイ」の時代。
今と比べると働く環境としては、最悪ですよね。


そして、9時から実質21時まで、働いていました。
僕ら夫婦だけですけど、日曜も買い出しや、資料づくりなどしていました。
メンバーは、毎日12時間拘束週5勤務でした。
よく働いてくれましたね。今では、考えられません。完全ブラックでした。


現在は、週40時間制度、1日8時間勤務です。


就職先を考える上で、ある程度大きな歯科医院を検討していかないと、企業体力もないし、労働環境も整えることは、出来なんだと、今は、よく 思います。
昔は、ハートフル歯科の成長過程で、設備投資をして体力を蓄える時期と重なります。ブラックだったかもそれませんが、必死にはい上がってきました。
その結果で、今があると思います。
成長過程も終わり 人も経営も落ち着いた中で、コンプライアンスを取る方向に舵を切っています。


昨日書いた、共同経営による歯科医院が増えるかも。という話もこういう所に、端を発しています。


ハートフル歯科医院では、30名ほどの人が働いています。週休を変わったり、有給をとったりするなど可能になりました。
正月休みの前、後ろに有給をくっつけて、長期休暇にする人もいます。
段々と働きやすい環境になりつつあると思います。


社会が、コンビニエントな部分を諦めて、共に歩む道を模索する時代になっていくように思います。
少子化が、進んでいます。
女性の社会進出が進む中、子育てと仕事の両立が話題になります。
正月休みに妻と話題になりましたが、18時に終わると子育てしやすい環境になるのかなぁ?とまた、17時にお店が閉店する社会にどこもなればぁ・・・
ヨーロッパとかそんな感じですよね。


どうなっていくのか?


働かなくなっていく日本人。
日本の生産力は、落ちていきます。
労働力は、数が減り。
働く時間も減っていきます。
将来の不安は、増すばかり。
Aiが、進み効率的な仕事の仕方になる事で生産力が上がる。超高齢化社会は、今後の世界的モデルケースとして、大いに成長産業育成の場だと、落合陽一先生は、語っています。


とにかくデジタル化を進め新しい歯科医院像を模索する事で、経営的に強くなり、労働環境をより良くしたいです。でないと「歯科医院の継続」できないと思うようになっています。


正月休みの間に、本や、ネットで、人を雇用しづける事の難しさ、歯科の将来への不安にかられていました。


「継続は力なり」
母校、三鷹市立第3小学校の石碑に刻まれていました。


今年も頑張らないと!


全ては、患者さんの笑顔の為に・・・


下田孝義

SEARCH

ARCHIVE

CATEGORY