野田先生の破折歯を救うブログ

2019.09.28更新

こんにちは

 

ハートフル総合歯科グループの野田裕亮と申します。

 

こちらのブログでは、他院で歯を保存できないと診断され、なんとか残せないかと困っている方や、なんとか残せた歯を長く残していきたい方、当院の最新の設備のご紹介とその将来性を専門的な用語ではなく、患者さんにわかりやすい言葉で情報発信をしていければと考えております。

 

抜歯の宣告をされた全ての歯が救える訳ではありませんが、抜歯を受け入れる前に一旦立ち止まって考えてもらうきっかけにしていただければ幸いです。

 

根管治療、口腔外科、歯周病、入れ歯、セラミック治療、矯正歯科、予防歯科、小児歯科・・・

 

様々な分野の情報を発信していければと思います。

 

「あ、あのブログでこう書いてあった!」「一度先生に聞いてみよう」と思い出してもらえるよう内容を目指してブログを上げていきたいと思います!

 

 

それでは第1回目となる今回は

当院にあたらしく導入されたCADCAMの新機種

「モリタ社 セレック・プライムスキャン」「YOSHIDA社 コエックスi500」のご紹介をしたいと思います。

 

CAD/CAMとはコンピュータを利用し、設計・生産を一貫して行う技法。CADとはコンピュータ援用設計、CAMはコンピュータ援用製造の意味。(コトバンクより)

要は従来の手作りのセラミック修復と違い、コンピュータにより型取りから設計、製作までを行う技術のこと。デジタルデンティストリーにはなくてはならない設備です。

 

審美的な要素を強く求められるところは手作りのセラミックにかなわないところはあるも、CADCAMによるセラミックにより時間の短縮だけではなく、寸法変化の少ない精度の高いセラミック修復が可能になります。現在、レアメタルの高騰により銀歯の金属も価格高騰が言われているなか、新しい分野として症例や使用できる材質に制限はありますが保険治療にも参入してきているCADCAM治療。今やデジタルデンティストリーの枠だけではなく歯科診療の中でも中心的役割になりつつあるのは言うまでもありません。

 

それではセレック・プライムスキャンについて。現在でも前機種であるデンツプライシロナ社セレック・オムニカムも現役バリバリで稼働しておりますが、最新機種セレック・プライムスキャンの情報処理速度の速さに驚きました。

 

ラボサイド(作り手)の観点からの内容は現在勉強中のため今回は割愛させていただきますが、(今後同ブログでも紹介していく予定です)チェアサイド(診療側)からの観点でお話をするとすれば、何よりも撮影速度が速い!

 

撮影とは光学印象といい口腔内カメラによりお口の中の型を取ること。

光学スキャンを語る上で一つの基準は「パウダーフリー」かどうかが鍵になります。

 

写真撮影の時に鏡や金属の前でフラッシュ撮影を行うと画像がぼやけてしまうのと同じで、口腔内に銀歯が入っている場合、光学スキャンがスムーズに行えない場合があります。以前からそうした場合には専用のパウダーを振り金属の光を遮蔽した状態での撮影が行われていました。撮影の速度に関してはこのパウダーにより改善されてきましたが、撮影精度で言えば、パウダー分の誤差が生じてしまいます。パウダーフリーになることは詰め物の精度にもメリットがあります。

 

セレック・オムニカム以降、光学スキャンがパウダーフリーで行えるようになりましたが、

セレック・プレミアムではよりストレスなく銀歯が入った症例でも撮影することが可能になりました。

 

セレックプライムスキャン

 

 

 

また、処理速度も速いため、お口全体の形を取らなければならない時にもサクサク動いてくれるため患者さんの負担も少なく、また大型の修復物の症例に対しても対応できるでしょう。

 

CAD/CAMといったらセレック、セレックといったらCAD/CAMと言われるくらい昔から大手メーカーとして君臨していたシステムですから、やはりここから繋がっていく可能性は高いものといえるでしょう。

 

お話が長くなりましたので、「YOSHIDA社 コエックスi500」に関しては次回書かせていただきます。

 

 

野田裕亮

投稿者: 野田 裕亮