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「もう疲れるから講演は、あんまりしない。」と講演中に話してくださったのは、7年近く前になるだろうか。知り合いの先生を通じてご紹介頂き、プライベートな勉強会に参加して、破折歯にスーパーボンドを使用した、破折歯の修復治療についてお話を伺いました。
「根築一回法」という、言葉は、今でもハートフル歯科の中で使用されています。「外科的に破折線を消す」など先生の講義の後、ハートフルでよく使われるようになった言葉もあります。

 

当時、本山先生は、眞坂先生のオフィスに呼ばれて、直接の実習を受け、「直伝の技」を習得させてもらいました。
ハートフル歯科内では、本山先生から他の先生に伝わり、ハートフル歯科では、「治療の選択肢」の一つとなっていきました。ここ数年で更に進化して、野田先生が、CTや3Dプリンターなどデジタル機器を応用して、移植を絡めた接着治療に発展させています。

 

基本は、歯牙の破折線は、細菌の侵入経路になるので、そこを接着剤でシールする方法です。
(外科的なので、写真は添付しません)

 

手術野は、出血を伴います。出血と接着は、相反する所。「術中に接着を行うなんて!」と当時は、驚愕しました。
今となっては、高齢にも変わらず後進の指導に尽力されていたことに感謝しかありません。「若い世代に伝えていかないといけないんだ。」と講演中にもおっしゃっていました。

 

僕も先生から受けた「バトン」を後輩に微力ながら、つないでいきたいと思います。

 

眞坂先生には、安らかにお休みください。

 

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

 

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科