本山先生エンドマスターへの道

2013.05.29更新

東京都三鷹市ハートフル歯科の本山です。

遂に、4台目の新しいマイクロスコープが導入されました。


   

カールツァイス社製のピコモーラーという機種です。

顕微鏡の最高峰の機種と言っても過言ではないでしょう。

まさに、王道といった感じです!

   

使用してみて感じたことは、抜群の操作性、

キセノン光による術野の明るさです。

それから、動画撮影なども行えますから、患者さんへの説明も

従来より行いやすくなり、非常に気に入っています。


   

理事長・ミナ先生、ありがとうございます。

充実した環境で治療を行えることに、いつも感謝しております。

個人的には、もちろん他のマイクロスコープも気に入っています。

ライトもLEDにしてありますから、鮮明に見えますので、

劣っていることはありません。

こちらも順次、動画撮影環境などを

整備していく予定となっておりますので、ご安心を。

根管治療の楽しみが、また一つ増えました(笑)

"すべては患者様のために"

今後とも、よろしくお願い致します。
 

投稿者: 本山 直樹

2013.05.26更新

東京都三鷹市ハートフル歯科の本山です。

東京国際フォーラムで4日間に渡って行われた

"第9回世界歯内療法会議"に行ってきました。

   

私は最終日だけでしたが、多くの先生方が訪れており

会場は熱気に包まれていました。

世界歯内療法会議とは、IFEAが3年に1回開催するもので、

エンド(根管治療)の世界大会みたいなものです。

今回の開催地は日本ということで、実は日本では初開催なのです。

 

ちなみに、講演は全て英語です。

もちろん、通訳レシーバーを耳につけてですが・・・(笑)

私が興味深いと思った講演は2つありました。

一つはUCLAの小川 隆弘先生の講演でした。

演題は、"光機能化により可能となる次世代の組織再生とインプラント治療、

エンドドンティクス(根管治療)との共有戦略は"というものでした。

光機能化とは、光によりインプラント体の表面を洗浄し、最適化を行い,

そして、性状を超親水性に変えるというものでした。

   

光機能化により、3~20倍のオッセオインテグレーションのスピード化が起こり、

治癒期間の短縮が起きていました。

オッセオインテグレーションとは、結合組織を介在することなくチタンと骨が

直接結合することです。

次世代の治療のお話でした。

これを、根尖病巣による骨吸収にも応用できるのではないかというもので、

現在も研究を進めているそうです。

もう一つは、前回のブログでも触れたシーラーのお話です。

カナダのWayne Pulver先生の講演でした。

演題は、"根管充填用シーラーへのバイオセラミック技術の利用"というものでした。

バイオセラミックスシーラー(BCシーラー)というシーラーのお話でした。

   

BCシーラーの特徴として、

①pH>12
②X線不透過性
③細胞毒性が低く、生体親和性が高い
④粒子が小さく、流れが良いので、吻合部まで流れる
⑤化学的に安定している
⑥抗菌作用がある
⑦HA(ハイドロキシアパタイト)結合能がある
⑧水分含有があった方が良く、結合強度が高い
⑨シリンジタイプなので、操作性が良い
⑩硬化時間も3~4時間と操作時間にも余裕がある
⑪根尖から出ても、術後疼痛がない

 

MTAと同等の性能の素晴らしさをもっていることがわかります。

ただし、残念なのはまだ日本には導入されていないということです。

非常に興味深かったです。

有意義な楽しい時間を過ごさせていただきました。

   

    

   

写真は、お昼に行われていたテーブルクリニックとポスター会場です。

会場は、すごい熱気で非常に盛り上がっていました。

これだけ多くの先生方が根管治療に情熱を燃やしているのをみて

私もいい刺激を受けました。

力をもらった気がします!

また、明日から日々の診療に力を注いでいきたいと思いました。



  





投稿者: 本山 直樹

2013.05.25更新

東京都三鷹市ハートフル歯科の本山です。

今回は、根管充填の話をさせていただきたいと思います。

皆さん、根管治療というとどこまでを根管治療とお考えでしょうか?

根管治療というと根管の清掃と思う方もいらっしゃるかと思います。

実は、根管治療とは根管の清掃で終わりではなく、根管充填という根管にお薬を詰めるところまでを言います。

根管充填には、根管充填材というものが必要になります。

よく根の中にお薬を詰めるというのは、根管充填材のことを指しています。

根管の封鎖には、ガッタパーチャというものが主流になっているのですが、

ガッタパーチャは単独の充填材として使うことはできません。

接着性がないからです。

根管腔を閉鎖するためには接着性が必要となりますので、

ガッタパーチャはシーラーという糊のようなものと

組み合わせて使うことによって成功をもたらすことができます。

   

今回はこのシーラーについて触れてみたいと思います。

ハートフル歯科では最近、"AHプラス"というシーラーを導入しました。

ドイツでは50年以上に渡って広く支持されているものです。

   

シーラーもそれぞれ特徴をもっており、様々な種類があります。

根管充填材の臨床的要件に、

①生体親和性
②形状安定性
③封鎖性の維持
④X線不透過性(X線に写るということ)   の4つであると言われています。

AHプラスは、理想的な根管充填材の条件の大半を満たしており、

1992年にヨーロッパで導入されましたが、それ以来長期的な封鎖性を示しており、

非常に生体適合性もよいことが基礎研究、臨床研究でも示されています。

以上のことから、根管充填に対して好適なシーラーと言えるでしょう。

今回は、シーラーについてお話させていただきましたが、

これからもハートフル歯科では根管治療について

使用している材料や器具などについて触れていきたいと思いますので、

よろしくお願い致します。

"すべては患者様のために"

ハートフル歯科では、常に正しい医療というものを考えています。

いつも最新の材料や器具などを導入していただいてくれる、

理事長・ミナ先生の思いを胸に、

これからも正しい医療を提供していければと思います。

ありがとうございます。


 

投稿者: 本山 直樹

2013.05.04更新

東京都三鷹市ハートフル歯科の本山です。

藤本研修会のエンド(根管治療)コース、第1回目の2日間行ってきました。

以前にも書きましたが、藤本研修会は年間コースです。

   
  

最初の第1歩を踏み出しました!

このコースは、石井先生が担当して下さるのですが、私は石井先生の指導を受けたくて受講しました。

石井先生は、歯内療法(根管治療)で有名なアメリカのペンシルバニア大学で学んでこられた根管治療の専門医です。

そして、私の出身大学の大先輩でもあります!

初回なので、総論的なことが主な講義内容でしたが、いつも石井先生がおっしゃっているのは、"臨床診断決定力"と"基本コンセプトの厳守"です。

   

例え、技術があったとしても、正確な診断と基本ルールを守ることができなければ、良い結果は生まれないということです。

当たり前のことかもしれませんが、日本の根管治療では、それができていないのが現状です。

ラバーダムなどは、その最たるものと言えるでしょう。

患者さんは、正しい医療を求めていますので、それに応えるのが歯科医師としての義務であると常々感じています。

これから、1年間長くて険しい道、根管治療を極める道が待っていますが、

「すべては患者様のために」というハートフル歯科の医院理念のもと、しっかりと

この道を歩んでいくつもりです。

今後とも、よろしくお願い致します。

投稿者: 本山 直樹