理事長のブログ

2011.09.27更新



バンクーバーから帰国して1ヶ月、最新ソフトウェアが届きました。
セレックSW 4.0デモ版です。
セレックトレーナーとしていち早くソフトウェアに慣れるために、シロナ社がから配布していただけました。

世界に先駆けて、新ソフトウェアを触れるのは、歯科医師冥利につきます。
どうしても見たい映画の先行ロードショーが当たったそれを見るみたいなもんです。

実際のロードショーは、いやいや発売日は、来年2月以降になります。
まだまだ、正式な発売は先になりますが、その日に備えて日々トレーニングを始めます。
デモ版ですので、このソフトウェアを使用した治療は、発売までのお楽しみなんですけどね。
初めてバンクーバーで見た、ものすごく使いやすく多機能化した、インターフェースに鳥肌が立ったのを思い返します。

確実にセレック・セラミックは、進化を遂げています。

このデモ版を通じて、一緒に働く歯科医師や歯科技工士にもテクノロジーの進歩を伝えられて嬉しいです。
これを読む皆さんになかなか伝わらないのが残念ですが、それももうすぐです。

しばし、お待ちを!

2011.09.21更新

ハートフル歯科 2011改修プロジェクト計画


 
ハートフル歯科の改修が決まり、具体的に動きだしました。否が応にも緊張します。
まず初めにすることは、自分たちがどういう診療室に進化していきたいのかを考えること。
そして、誰に相談したら良いのか。誰なら僕たちの思いを形にしてくれるのか。

6月から、総院長はじめ本山院長などと相談を重ね、新しい診療室の方向性、変更したい所、不便な所を洗い出しました。6年前の開業から、予防歯科を柱として総合的歯科医院として発展させている診療室です。

年々進歩している歯科医療に合わせた形に少しずつ変更してきました。開業時は、総院長と治療椅子3台でやろうと考えていた歯科医院です。今は、診療台も5台に増え、セレック、CT、マイクロスコープ、医療用レーザーなど最新鋭の歯科医療器材が、開業時には予想しないほど増えてきました。そこで現在の医療体制にあった形へと今回の改修プロジェクトを考えています。

今回は、今まで以上の規模を予定しております。その日程も1119日から24日までの5日間と決定しました。


デザイナーの選択。それは、意外と簡単に決まりました。


インテリア医学を専門として歯科雑誌にも連載を持ち、ハートフル歯科の院内研修の講師としても来ていただいたことがある、医療福祉施設デザインの専門家。かつハートフル歯科のメンバーとも面識があり医院のコンセプトや医院理念にも見識がある、総院長とセンスで気の合う乾先生に即決しました。

週末は、その乾先生との2回目の打ち合わせがありました。
1回目は、顔合わせと改装の大まかな話でした。)

そこで、院内の平面図の打ち合わせをしました。
基調色の設定、お花のしつらえや天然素材を使用した床材の紹介などありました。
その中で今回のテーマが発表されました。

患者さんの五感に働きかけ自己免疫力を高めていただく、「優しい空間」
全ては患者さんの笑顔のために…心とココロが触れ合う空間作り

このフレーズだけでも、震えますよね。

「心とココロが触れ合う空間作り」まさにハートフルな空間を目指し、光・色・香り・音楽 にもこだわった落ち着いた空間。という提案を受け新しい診療室に大きな期待に心ときめきました

 

1、基調色は、グレイッシュホワイト(薄いグレー)です。落ち着いた色合いで癒しの空間を作ってくれそうです。


  


そこに、今年流行色ブルー、イエローを配色して自然な形で落ち付いた空間を演出できることでしょう。


その中にちょっとかわいいワンポイント○○○それは、できてからのお楽しみです。ぜひ、診療室に探しに来て下さい。


2、花から生まれたやさしい床材、リノリウムという人にも地球にもやさしい自然の素材に囲まれた安心空間です。亜麻仁油が原料の天然素材。150年前にイギリスで生まれた床や壁材です。人に害のある菌を退治する効果があり、病院や学校向けの材料です。その効果も長期間継続してとっても衛生的なのです。
 


ハートフル歯科の床にもうってつけですよね。すごく良い提案でした。カラーバリエーションも豊富でどんな色にするのか悩んでしまいます。


3、院内の装飾に緑を配色したい。総院長の趣味は、ガーデニング。院内にも空気の浄化作用や目からの癒しを考え、きれいに緑を配置したいそんな思いを形にしたミドリヤさんを提案されました。



実は、3か月前にミドリヤさんの営業の方に院内の装飾にどうかと相談をしていたのです。その時は、うまく院内に持ち込めなかったのですが、今回は打ち合わせなしで乾先生から準備万端の一発提案を受けました。以心伝心とは、このこと。また、ハートフルオリジナルアロマ作製しようとの提案も見逃せません。

打ち合わせなしでそこまで気が合う乾先生と総院長は、ただならぬ関係と。
乾先生にその瞬間に更に大きな期待に変わりました。



.11の東日本大震災以降、日本中の人の心に変化が起こりました。

ハートフル歯科の私たちの中も変わっていきました。
どうせいつ死ぬか分からない、どうせ死ぬなら悔いのない人生を送りたい。
もっと、歯科医療を楽しみたい。できることを精いっぱいやりたい。
妥協ない治療がしたい。もっともっと、本物の良い治療をしたい。最先端の医療がしたい。


そこで、3年前に買ったばかりのCTの処分を決めました。まだ、リースが残っているにも関わらず・・。
 

  


時代の流れで、コンパクトCTが発売され、気がつけば一世代前のCTに変わっていたからです。
インプラント手術のレベルアップに大きな手助けをしてくれ、診断力を各段に養ってくれたCTですが、大きく変わってしまいました。
僕は、セレックとCTの融合による最先端の医療、もっと痛くない腫れない低侵襲性のインプラント手術がやりたくなりました。

CTをホカス!」関西弁の乾先生は、笑って話していました。
新しい歯科のIT化を考えると、時代に取り残されてしまったCTを、新しいものに変える必要性がありました。
そして、南口院のCTをほかして、新しい最新鋭のCT(北口院に導入)を購入しちゃいました。

もう一つ、改装の大きな目的、もっと良い治療を行いたい。セレックセラミックの直接法をもっと積極的に行うために。
セレックは、カメラで歯を撮影して最短1時間で治療を完結することができる治療法です。
型取りが苦手な方や忙しい時間のない方にも大変喜ばれています。

しかし、現在 南口院には、セラミックを削り出す機械がありません。置く場所がありませんでした。そこで仕方なく、北口院で削り出し、南口院へ持ってきてもらっていました。人の行き来、時間がかかりました。

今回の改修プロジェクトに合わせて、削り出しの機械をもう一台購入することで、セラミック審美歯科治療の醍醐味、ワンデーセラミック治療をもっと広めていこうと考えています。

ワンデー歯科のメリットは、通院回数を減らす。麻酔の回数を減らす。仮留めの不自由さ、しみたり、脱離のストレスがない。削り出した瞬間の清潔な歯質に直接セラミックを接着することが出来るので予後良好、等々たくさんあります。この次世代型デジタルデンティストリーのメリットをハートフル歯科に通う患者さんへ是非感じていただきたいと思っております。

さらにこの最強プロジェクトにおいては、CTを処分してその大きな空いたスペースを生かして診療室を改善していきます。
最新の審美的セレックセラミックを作る技工スペースの確保。受付・待合を広く、一般歯科治療では全てマイクロスコープ完備の診療室ブースを広く完全個室化、さらにもう一つ個室のカウンセリングルームを作る。本格的な写真館のように矯正歯科専門の規格写真や全身写真を撮る場所を作る。
インプラントオペ室を広く、さらにワールドスタンダードな診療室に欠かせない清潔な滅菌管理や衛生面では最高クラスBまでレベルアップさせることを目指す。考えながら今必要なものをそろえる。それが今回のハートフル歯科2011改修プロジェクトなのです。
メンバー教育においては、院内研修でホスピタリティサービス、接遇マナー研修を4月よりプロジェクトを始め現在、進行形でお一人おひとりの患者さまの気持ちを大切にしています。

ハートフル歯科は、さらに飛躍するために 大きく生まれ変わります。

「全ては、患者さんの笑顔のために・・・」


2011.09.01更新

~歯科のIT化の将来に関して~

正直、今回の出張で一番聞きたかったのはドイツの(株)シロナ社の将来の展望と開発状況です。

7月にハートフル歯科に新しいCTが導入されました。インプラントとセレックのコラボレーションでデジタルサージェリーが行われております。だからこそ11月にドイツに行き、その次にどういうことができるのか、どういう設備が要求されているかを確認したかったのです。

歯科のIT化は、僕の開業以来のテーマです。プログの古いものにも書いております。

  



今のIT化の最先端は、CAD/CAMです。そう、シロナ社のセレックを中心にそれは動いています。

今回のセミナーの中で一番びっくりしたのは、11月にドイツで聞いていた歯科のデジタル進化の内容に比べて大きく進んでいたことです。CTとセレックとの連携はハートフル歯科でも行われていますが、その先の未来には顔の表面、顎運動の再現、上下の歯の接触まで確認、再現できる仕組みをシロナ社は考えていました。

従来では、まったく想像できないバーチャルイメージングシステムで患者さんのお口のすべてが再現されているのです。




矯正で歯を動かすと、顔つきが変わります。しかし、どう変わるか予想し、患者さんにお見せすることはできません。しかし、シロナの将来のテクノロジーでは可能になります。

すごいんですよ。やっぱり、パソコンでエクセルを使用するとそろばんや電卓に戻れないように、歯科でもコンピューター化の流れは止められません。

ハートフル歯科はいつの時代も間違いなく世界の最先端の歯科医療を目指しております。

それは「ほんものの歯科医療」に他なりません。

「自分の受けたい治療、家族にうけさせたい医療」

僕はこのISCDに参加して、また世界に近づくために努力を惜しむことなくやっていきたいと思いました。


2011.09.01更新

ISCDセレックトレーナーコースを終えて(飛行機の中で)~


82530日の5日間のお休みをいただき、カナダのバンクーバーでISCDセレックトレーナーコースの受講と試験を受けて参りました。セレックの接着の講義や新しいブロックの紹介、テクニックの養成が中心かと思いきや、プレゼンテーションでの話し方やパソコンを使用したスライドの作り方なども同時に学びました。



セレックトレーナーとはその言葉の通り、そもそもセレックの使い方を教え、指導者の養成講座なので指導の仕方を学ばなくてはいけないのです。日本でセラミック治療の素晴らしさを伝える伝道師として活躍してほしいという内容になっておりました。

セレックのすばらしさ、それは一日で治療が完結するだけでなく、美しく、虫歯や歯周病になりにくい材質となっております。長期的な予後も含めて素晴らしいシステムです。今後も進化するセレックを治療に生かし、三鷹、武蔵野の地域の皆様にその素晴らしさをお伝えするだけでなく、学んだものを歯科医師の先生方にお伝えすることでセレックを広め、日本の歯科医療のレベルUPに貢献していきたい思いました。

日本の歯科医療が世界と比べて低いと言っているのではありません。
もっと良くすることができると思っているのです。 


今回、世界からセレックトレーナーを目指し54人の新しいトレーナー受講者が参加しておりました。



 
各国を代表する先生方を指導するのはISCD会長ウイスラー教授はじめ、開発に携わる欧州審美歯科学会会長ドイツのライス教授やオーストリアのニューマン教授など世界的に著名な先生方です。直接セレックの良さが伝わる熱い話を聞いて参りました。

   
 
英語は苦手ですが、そんな僕のような人のために資料配布があり、新しい材料の紹介や将来的な歯科のIT化の開発の方向性などが書かれていました。来年以降発売されるであろうソフトウェアを含めた指導法なども後で復習できるように話して下さり、読み返すことができるよう作られていました。

このISCD(国際コンピューター歯科医学会)の活動は、セレックの素晴らしさを伝え、各国の指導者を養成する学会です。そこに参加している先生方は、日本の草間先生を筆頭に井畑先生、江本先生などで、既にトレーナーになっていらっしゃる先生方には、そのDNAがしっかりと受け継がれています。そして、この学会では何も隠すことなく、きちんと知識、最新の情報を教えていただけました。医療の中で非常に重要で先人の経験から習うことでしか分からないことが多く、実験的な医療ができないからこそ、必要なことです。僕のセレック治療の不安や不信を安心と自信に繋げていただいた、このJSCAD(日本CAD/CAM歯科医学会)に恩返しをしたいと考えるようになりました。 


   



とかく、もうけ主義と言われがちな歯科医師は、意外と自分だけもうければ良いと、一人でコソコソもうけているような先生方が多いというのが僕の感想です。その中で言葉の不自由な僕に世界への道を作り、セレックを初めて2年ではありますが、このような舞台へ上がる機会をいただいたことで特に草間先生には恩義を感じ、今後は僕の少ない経験を踏まえて歯科医師への教育の舞台へも進んでいけるように努力していきたいと思っております。

人は、人に教えようとするときにしっかり学びます。嘘をつけないからです。

「ほんものの歯科医療」を考える僕にとっても知識の整理するチャンスです。

僕は過去に先生から色々な指導を受け、ここまで成長できました。僕に指導していただいた全ての先生に感謝しております。その感謝はどんなに言葉を尽くしたとしても、その思いを伝えることはできません。

  
15年前に総義歯で有名な先生に教えていただいた言葉があります。


10人に教えて、1人答えてくれれば嬉しいと。その一人が先生であればもっと嬉しいと」


全国を歩き、本を書き、多くの歯科医師に影響を与えたその先生は、裏切られたことが多かったと感じていた時期もあるそうです。しかし、今は自分の思いに答えてくれる先生がでてきたから報われているとも話してもいただきました。そしてなぜ嫌な思いをして、時間を浪費してもなお全国に講演に行くのかと聞くと、「日本中の入れ歯で困っている人の治療は、自分一人ではできないだろう。」と言われました。「足が悪くて通いたくとも通えない老人も多いのだよ。」と答えていただきました。僕もセレックで多くの人にほんものの歯科医療を提案していきたいと考えておりますが、自分一人で日本中の方にそれを行うことは、できません。

今回のISCDのトレーナーコースを修了して、セレックの指導者として歩いていくチャンスがでてきました。

僕の感謝の思いを形にして、間接的にではありますが、全国の皆様にこの素晴らしいセレック治療を行うことができれば、今回のISCDに参加した意味があると思うようになりました。
そう、これがこのISCDの成果だと思って帰国します。



今回誘っていただいた草間先生、北道先生はじめ一緒に参加した日本人の先生方から多くの学びがありました。歯科医療に世界との境界線はありません。健康で幸せな人生が送りたい。いっぱい笑い、いっぱい食べて、楽しく生きる。その為に絶対的に必要な歯を守るために、僕は今後も生きていこうと思っております。

  


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