理事長のブログ

2013.11.22更新

2週間前の雑談会では、セレックの削り方、圧排糸の巻き方、重要性を話したのは、記憶に新しいところです。それから2週間が経ち、レベルアップが図れたと感じていましたが、新しい質問が生まれました。

 全員が拡大鏡を使用して、治療を行っているので同じようにできると感じていましたが、歯牙の端のほんの少しの突起を、高速回転するダイヤモンドバーで削ると隣の歯肉にさわり血が出て、セレックによるカメラ撮影ができなくなると、質問が出てきました。



左図を見てください。

実際の歯の見え方です。突起なんて見えないんですよ。

しかし、右図のように方向を変え、拡大すると あるのです。
拡大していても見えずらい、でも 出来てしまう突起。

「出来なくても良い。」なんて認めない。「自分では、そんな医療が受けたくない。」から

いつも誰がやっても、うまくいく治療。
ハートフルらしい医療の標準化を常に語っているからです。

―僕から、出す。解答―

いつも歯石取りで使用している、超音波スケーラーです。



歯石取りの道具を、歯牙周囲にある突起(遊離エナメル)にあてると
すぐにその部分だけがきれいに削れます。

歯肉は、つっつかなければ絶対傷つきません。



こうしてまた、一つ 前進しました。

いつも歯科医師雑談会では、教科書を超えた、旬の問題点を話題にして、ディスカッションしています。マイクロスコープ・セレック・インプラント・インビザライン・CTなど、大学卒後教育の物ばかり。

ハートフル歯科らしい医療を維持するために、歯科医師全員でブラッシュアップ!

常に努力を続けます。

下田孝義

2013.11.21更新

エナミックという、最新マテリアルが2013年3月ドイツで販売が開始された。
遅れる事、8か月 日本にも今日から正式発売されました。

11月21日10時 時間指定で、ハートフル歯科にもエナミックブロックが到着した。



まずは、試しに使ってみた。
日本第1号だと患者さんに話しながら。
本当の所は、分からない。(笑)

今日は、VITA社の最新マテリアルについて書いていきたい。

エナミックとは、セラミック特有のもろさを克服し、レジンの良さを取り入れた、割れにくいNEWセラミックとして発売されます。

これは、他社から先行発売された、セラミックとレジンを混ぜただけのハイブリッドでは、ありません。それは、あたかもDNAの2重らせん構造のように、セラミックとレジンが2重の網目構造をして複雑に絡まり合うことで、非常に割れにくい、それでいて審美性の高い材料となりました。

VITA社が長年の経験から非常に評価されている、VITA 社のMARKⅡのセラミックにレジンの強度を加えた形です。

今後は、ハートフル歯科の主力のブロックとなっていくでしょう。

今日、使ったのは、1M1T HTというブロックです。
若い女性だったので、白いきれいなブロックを使用しました。
とってもきれいで、審美性の高さを感じました。


(薄く囲ってある中の歯です)

割れにくいというメーカーのデータは、今後 臨床の中で検証していきます。

下田孝義

2013.11.07更新


セレックを使用し始めて、丸4年が経過しました。

11月1日が確かセレック3の納品日でした。現在は、セレックAC・オムニカムになりました。
3世代進化しました。早いものです。

4年前は、「欧米に追いつけ、最新コンピューター歯科医療!」なんて思っていました。
「歯科は、一つ!」と世界へ、飛び出して多くの先生方に教えを頂き今に至りました。

機械、ソフトの進化は、当然。僕自身もかなり進歩した気がします。

一般的な歯科治療とセレック歯科治療は、全く異なります。

そこで、歯科医師ミーティングで話題にした、
セレッククラウンの削り方について書いてみようと思います。

治療技術の向上、技量の平均化をするために、
毎週金曜日にお昼ご飯を食べながら話をしています。

こちらの写真・・・・・


 
                                                


こちらは同一の患者さんのものです。

左図OK

右図NGなのですが

違いは、お分かりになりますか?

の写真では、歯牙の右端が少し飛び出ているのが分かります。

しかし、実際の口の中では、唾液が歯牙の端を曇らせ、
前の歯牙の影になって非常に見えにくい場所のために削り間違える部分です。

だから、こういったミスをしやすい。

しかし、左図のように矢印の先にある、黒い圧排糸を挿入することで、
歯牙と歯肉との境界が明瞭になり適合の良いセラミックが作れるだけなく、
削り方のミスを見つける効果があります。

歯科医師全員で正しい治療をするために、「改善・改善」を常に繰り返しております。

今の画像は、歯科技工士さんが見ている、600倍の歯牙の形態です。
今では、カラー表示され、削り方、境界を正確に捉えることが可能です。

実際に口腔内では、どうでしょうか。

口の前からしか見えない環境、暗い口腔内、前後歯牙の死角になる部分。

うまく削るのは、非常に難しい。

そこで、歯科医師自らも歯科技工士さんの拡大画像に負けないように、
拡大鏡やマイクロスコープを使用し拡大画像を見ながら歯科治療を行っています。



 日々、僕らは、実際の症例を通じて治療のレベルアップをしていきます。
患者さんが全てを教えてくれます。実際の診療のスライドを通じて、
良い体験を共有するように、全員で技術、診断力のUPに取り組んでいます。

全員が同じように治療ができるように毎週、欠かさず行っております。

これも「全ては、患者さんの為に・・・」

下田孝義

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