理事長のブログ

2014.04.26更新

嘔吐反射は、皆さん ご存知ですか。
歯医者さんで型どりをするときに起こる、
「ゲーゲー」となる瞬間。
それが嘔吐反射です。

それが極度にひどいと、唾を吸引する。鏡で舌をおさえられる度に、「ゲーゲー」となってしまいます。

そのひどい方、自ら歯科診療を拒み、30年間歯科治療が受けられなくなった方の話です。

初診時、本人の申し出から、嘔吐反射があると当院でも理解しておりました。

多くの方がセレックを使用して、粘土を入れる型どり不要の治療を行い「苦しくなかった。」との
お言葉を頂いております。

しかし、この患者さんは、その歯型を取る前の段階、虫歯治療、削ることさえもうまくできなかったのです。

それもそのはず、水を吸い取るたびに「ゲーゲー」
舌を切らないようによけようと鏡で抑えると「ゲーゲー」

治療にならなかったのです。

そんなに嘔吐反射がきつい方には、20年の歯科医師人生で出会ったことがありません。
数本の歯を失っても、なお 治療が受けられない。

なんとかしてげあげたい。

そこで、麻酔科の先生と相談して、静脈内鎮静法とセレックを組み合わせて 短時間で一気に治療を終わらせようと計画しました。

静脈内鎮静法とは、簡単な点滴麻酔で眠ってもらう方法です。全身麻酔と異なり入院など必要なく、日帰りで行える眠りながら行う治療法です。
麻酔科医を必要としますが、事故など心配の必要な安全な治療法です。

以前、インプラント手術も静脈内鎮静法で行っておりましたので、その型どりも行っております。



10時:麻酔開始
10時15分:虫歯治療開始
11時:セレックによるカメラ撮影(型どり)
11時ー12時まで、インプラント被せ物、むし歯のセラミックによる詰め物制作 
12時:口腔内装着
12時半:治療終了

  

製作時間も眠ってもらっていました。
短時間でセラミック歯が、できるセレック治療だから眠っている合間で被せ物が完成できるのです。

 

麻酔科医+セレック治療の連携によって、30年間むし歯治療ができない、歯がないままの患者さんに福音をもたらすことができました。
患者さんは、「歯科治療がこんなに進んだから僕にも歯が出来ました。」

と感動されていました。

嘔吐反射でお困り方にも、セレック治療は、最善な治療となります。


全国の嘔吐反射でお困りの患者さんには、セレックを導入している歯科医院で治療を受ければかなりの確率で、治療が可能になります。
お近くのセレック対応歯科医院に相談していただけると解決につながるかもしれません。

また、このプログを読み、麻酔科医と連携してセレック治療を行おうとお考えの先生方へ
バッカルショットは、嘔吐反射の方でも可能です。
鎮静中は、普段のかみ合わせを再現することが難しくなります。
鎮静前にバッカルショットだけは、先に行うことをお勧めします。


「全ては、全国の患者さんの笑顔の為に・・・」

下田孝義

2014.04.24更新

4月に歯科衛生士4名、歯科技工士2名、歯科助手2名、保育士1名の入社いたしました。
その新人さんへ、ハートフルらしい働き方、ハートフル歯科とはどんな歯医者さんなのかという、講義が行われました

①新人さん 自己紹介

   

②社会人マナー、仕事の仕方

 

③ハートフル歯科グループの医院理念、ハートフル魂について

 

 

④ハートフル歯科の中心となる、予防歯科の全容。



⑤ハートフル歯科グループ内にある、各種委員会の紹介



⑥ハートフル歯科の矯正歯科、インビザラインについて

 

この6つの講義が行われました。

新人には、4時間長かったと思いますが、社会人として自覚と責任ある仕事の仕方。
ハートフル歯科が他の歯科医院とどこが違っているのかについて、説明をしました。

「自分の受けたい治療」 とは、どのような歯科医療なのか を確認しました。

本当に求めらている歯科医療とは何なのか。
自分自身の感覚とハートフル流の考え方のすり合わせを行います。

患者さんがいつまでも健康で笑顔を絶やさずに、過ごせるしょうな健康サポート。
「そんな歯科医療が求められている。」というものが、全体的な内容となっています。

メンバー個々の仕事の内容が、医院を作ります。
個人の力の向上が、医院の医療サービスの向上につながります。

新人が入って、皆さまから、レベルが下がったとお叱りを受けないように日々教育します

個々のSKILL UP、医療サービスの向上の為に、院内研修も続けていきます

「全ては、患者さんの笑顔の為に・・・」




理事長 下田孝義

2014.04.23更新

マイクロスコープをアメリカで見て、10年が過ぎた。
開業前にロスアンジェルスの郊外の開業医の歯科医院に何台も、治療椅子に設置されていた。
少し古めかしいもの、当時の最新のものまで、記憶の中では、5台だった。

根っこの治療をすること時に、先生は、使用していた。

日本に帰国 2006年開業、僕のマイクロスコープの歴史が始まった。
当時、日本では、数十人の先生しか取り組みのない時代。
販売メーカーも売れない機械だと話していました。

そのマイクロスコープも今は、6%の普及率にまでなりました。
全部で4000台ということか。
でも、ハートフルには、もうすぐ6台になる。
そういう医院もあるということは、4%くらいの歯科医院にあるということか?
だいぶ普及してきました。

マイクロスコープは、アメリカで見たころは、見て確認、作業をする道具でした。
そこで、高速に回転するドリルとの同時使用は、行っていませんでした。

自分で使い始めた頃、鏡で反転する画像を見ながら、高速で回転する歯科用のドリルを取り扱うことに恐怖を感じたことを鮮明に思い出します。

歯科用のミラーを使用した、反転画像越しに削ることをミラーテクニックと言います。
その作業では、ご存じのとおり、 同時に水が散布されるので、画面は曇り、更に難題となります。
それをマイクロスコープ下で行うなんて、狂気の沙汰だと思ったものです。

2014年3月 マイクロスコープを2台追加しました。
それは、南口に購入した4台目のマイクロスープに慣れてきて、新機能について理解が深まり、10年前の呪縛から解き放たれたからです。
口腔内でのドリルと同時使用が可能になった瞬間でした。

その時の様子です。

 

 

マイクロスコープ下で8-20倍まで大きく拡大され、正確に削ることが可能になりました。
最近のマイクロスコープは、10年前の物とは、大きく異なります

①キセノン光源:マイクロスコープを助ける光源が、ハロゲンだったものがLEDやさらに明るいキセノンに進化したことが大きいです。ものすごく明るくなりました。
体育館に懐中電灯一つで落っこちたピン止めを探すような作業から、普通に電気をつけて作業をするくらい明るさが違います。

ハロゲン   キセノン

②ハイビジョンカメラ:ハイビジョンカメラを装着して、アシスタントもその画面をテレビの画面を通じて確認し正確なサポートが可能になりました。
映し出される画像が、鮮明です。
歯科医師と同等の画像で確認作業が可能になりました。正確なサポートなしでは、マイクロスコープ下の治療は、不可能です。




③モーラー機能:マイクロスコープが首を振ってくれます。



詳細は、井上先生のマイクロプログにありますが、首ふり機能でミラーテクニックから相当解放されました。
だから、安全な治療操作が可能になりました。

④5cm延長の筒:マイクロスコープが無理な方向からの撮影を可能にしました。
そして、無理な姿勢からでも、ドリル作業を可能にした5cmの円筒の存在が黒子のように存在します。



この4点が大きく進化することで、マイクロスコープ下の歯科治療が大きく進化したと感じます。
10年の月日が流れ、いつの間にか、マイクロスコープが日常診療に入り込んできたのです。

これは、マイクロスコープのイノベーションだと感じています。
まだ、日本歯科医師の先生方は、気づいていません。

ハートフル歯科では、この高機能のマイクロスコープが計3台入ります。
全員の歯科医師が、マイクロスコープを使用して治療を行います。
新しいマイクロスコープにもすぐに慣れてくることでしょう。

保険、自費に関わらず、必要な時に使用しています。

毎日、使うことでマイクロスコープの使い方はうまくりなります。
車と同じです。サンデードライバーってどういう意味なんでしょうか??

だから、ハートフル歯科では、
毎日使い、マイクロスコープの研鑽を積んでいます。

「全ては、患者さんの笑顔の為に・・・」

下田孝義

2014.04.17更新

井上先生が今月13日、福岡の顕微鏡学会に参加し、マイクロスコープの使い方のレクチャーを受けてきました。

月曜日に歯科医師MTでその内容を共有しました。その結果、歯を削る際にもマイクロスコープが有用だという、結論に至りました。

従来のマイクロスコープでは、歯を削ることに向かないと考え、根管治療用として使っておりました。


しかし、次世代のマイクロスコープ




では、その域を大きく越えはを削ることにも使用可能な機能を備えるようになったのです。

開業して9年目。
マイクロを使い始めて9年。
機械も進化してきたことを感じました。
昨年導入した最新機種でしか出来ない治療になりますが、


今回使用用途が広がりに合わせて、更に2台追加導入されます。合計3台となります。
マイクロスコープ自体は、6台になります。

時代と共に進化、発展していく歯科治療です。

今年もまた前に進んでいきます。

見て下さい。
こんなにはっきり歯が見えます。ドリルで削っているすじまでくっきり見えています。
 


X5が導入され、CADCAMによる製作精度が上がり、小さな段差、凸凹、も読み取れるようになりました。
僕ら歯科医師は、もっと、細かく見て削る必要性が、出てきているのです。

裸眼の限界を感じています。

歯科医院選びの一つに、マイクロ使ってくれますか?というのが、必要になるのかもしれません。やがて、どの機種ですか?なんて聞かれる日も来ると思います。

マイクロスコープの導入率が、全国の歯科医院な6%になったそうです。しかし、削る事までできる機種は、そのうちの何%なんだろうか?

こんなにも差があるマイクロスコープ。

車といっても、色々あるように。
マイクロスコープの機能は、異なります。

マイクロス コープを持っている時代から、何を使い、どう使いこなすかの時代に変化してきたようです。

僕らは、ついていきます。

マイクロスコープの新世代の幕開けです。

最新機種が南北のハートフル歯科に導入されます。
全ては、患者さんの笑顔の為に・・・

2014.04.03更新

今回の研修には、長男も連れて行きました。
「お父さんの仕事を知って欲しい。」僕の研修中は、観光をしていました。



初めて行く、ハーバード大学。
そこで見た物。聞いたこと。


ve ri tas  ラテン語で"真実"という意味。校章に印された、"建学の精神"としての文字。



学ぶこと、それは、真理の追求!
真実を見極め、明確にすること。


長男の名前は、
"真也"とつけました。
「真実は、ひとつ也 」 と名前の由来を教えています。


ハーバード大学の建学の精神なんて、まったく知りませんでした。
しかし。息子には、何か縁を感じ、将来の夢と希望を与えられました。


長男には、良い刺激になったと思います。
彼の人生の重荷とならないようにしながら、道しるべを作ってあげたいと思っています。


地域医療を、考えると継続することに意味があり、次世代の育成も必要だと考えています。


父親としても、彼がどんな仕事を選択したとしても、世界が広い事を教える事が出来ました。


長くお休みを頂き、ご迷惑をかけた方も多いと思います。
地域の患者さんに支えられ、9年目を迎える事が出来ました。大変感謝しております。


ハートフル歯科の理事長として、皆様の健康と幸せの為に尽力することを再度、決意をすることになりました。


今後も真摯に診療に取り組みたいと思います。



全ては、患者さんの笑顔の為に・・・


ハートフル歯科  理事長
下田孝義


2014.04.03更新

今回の研修では、インプラントだけでなく、普通の白い歯や入れ歯も製作できる最新のソフトウェアの使用方法のレクチャーが、ありました。


日本では、今年の保険改正が、行われて、4/1以降、CADCAM元年と位置ずけられています。本当にゆっくり普及して行くことになるでしょう。


そのCADCAMの世界では、凄く知名度が高いのですが、日本では、まだ、詳細情報のないソフトウェアの使用方法について指導を受けました。


今年の歯科医師向けのセレック勉強会のセミナーにおいても項目として、新たに加わる予定となるソフトウェアです。
"3シェープ"と言います。


バイコンの技工所では、世界中から模型が送られてきます。白い歯をたくさん作っていました。


そこで使用される、CADCAMソフトウェアが、インラボ4.2から3シェープに変更されていたのです。




そこでは、最新マテリアルのトリニアを使用した義歯作りが、行われていました。




義歯の構造は、強固な材料を使用してしっかり噛めるようにするというのが、日本の歯科教育の常識ですが、ボストンでは、少したわむ材料を使用して、痛くない入れ歯の作製しています。
しかも、コンピュータを使い。
(日本では、入れ歯は、全て手作業です。)


日本でのソフトウェアの販売、材料の認可、削り出す機械の販売など遅れていますので当分何事も出来ませんが、次のボストン訪問では、その解決の糸口を掴めると確信出来ました。


過去を振り返ると、
新しい医療が、世界のどこかから生まれてきました。
未来を考えると、
その潮流を掴むことで一気に流れに乗ることが、可能になくはずです。


今回の研修で、その新しい潮流が、見えました。

グローバルスタンダード・世界水準
大きな変化を感じます。


日本の歯医者さんが、歯科の医師として仕事をする。


僕が、子供に見せたい背中です。


全国の患者さんの笑顔の為に・・・





ハートフル歯科 理事長
下田孝義

2014.04.03更新

メインの学会は、バイコンワールドシンポジウムでした。研修には、世界中から参加していました。
アメリカは、全土から、イタリア、フランス、ドイツ、ブラジルなど名札の国旗を見ても分からない国々の人々です。総勢200名を越えていました。

今回のシンポジウムのメインの発表は、

①従来よりも更に細いもの短いもののインプラントの発売記念講演
②ハートフル歯科でも力を入れているインプラントガイド手術の適用が増えたこと

その発表にありました。



インプラントのサイズが増えて今よりも更に適用患者さんの幅が広かっり、ガイド用のドリルのラインナップが、増え治療のガイド手術の幅が更に広がりました。

今回のシンポジウム以降、ハートフル歯科でも世界基準のラインナップで、インプラント治療が、行われます。


全ては、全国の患者さんの笑顔の為に・・・


ハートフル歯科 理事長
下田孝義

2014.04.03更新



バイコン研修に行ってまいりました。ボストンに行くのは、昨年秋に続いて2度目になります。


秋の研修参加後からは、大臼歯の抜歯即時埋入をやることが出来きるようになりました。治療期間の大幅な短縮が可能となる画期的なテクニックです。

奥歯の抜歯後にすぐにインプラントを入れることは、出来ないことだと考えていました。特に上顎では、不可能だと自分自身の経験からも考えていましたが、ボストン研修後には、可能だと理解し、臨床的にも出来るようになりました。


今回の研修では、更に一歩進み、前歯のインプラント治療の考え方、やり方、新しい世界を体感し、学ぶことが出来ました。


今までも前歯の手術は、やっていましたが凄く手術手技が複雑で、難易度が高いものでしたが、バイコンを、使用することで難易度を下げることが可能になりました。

「腫れない、痛くない、直ぐ噛める。」夢のインプラント治療に、向けて学んでいます。

次世代のインプラント治療を考える上で従来の手技と新しい手技の良いところを使い分けながら前歯の治療は、行われていくと思います。

僕には、従来の手技と新しい手技。

あたかも日本中に広がるウィンドウズに対して、Macのパソコンの使い方を学んでいるような気持ちで講演を聞き、手術を見学していました。


ウィンドウズVSMacの構図は、パソコンの世界では一般的です。


しかし、インプラント界の中でのバイコンの手技は、発売直後のオートマ車のような物。日本から研修に、参加する人は、年に数人程度。

これから広がって行くのかもしれませんが?


既成概念を打ち破り  世界に学ぶ姿勢からでしか、掴むことが、出来ない次世代への切符なのかもしれません。


僕は、そのシッポを掴んでいます。
手繰り寄せることが、出来ました。


全ては、全国の患者さんの笑顔の為に・・・


下田孝義

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