理事長のブログ

2015.05.27更新

大学の同級生が今回の大会長をやっていると事情もあり、衛生学会に参加してきました。
衛生学会とは、虫歯予防や健康管理に往診や老人ホームでの口腔ケアなど
多岐に渡る内容を研究している団体です。

普段、参加しているインプラント学会やCADCAM学会では、
インプラントの治療の予後や特殊な症例、新製品の紹介、
新しい技術、材料、器具の情報を探しに行っています。
しかし、衛生学会では、国民の健康を守るためにどうしたら良いのか、
現状はどうなっているのだろうか。という内容を多く語っています。

受付を手伝っていたので、多くのシンポジウム、講演を聴く時間は取れませんでしたが、
幾つか気になった内容があったので書きたいと思います。

倉敷市の保健所のポスター展示が気になりました。
「高齢者の平均歯数と健康行動の関連性に関する研究」というテーマです。



65歳以上の高齢者へのアンケートを元に、
「歯の数」と「健康であると感じる」を統計立て検討した内容が書かれていました。
「健康である」という曖昧な質問ですが、
極めて生きる上で重要なキーワードではないかと思いました。
「健康である。」「幸せである。」 基準は、ない。
しかし、高齢者にとって健康こそ幸せと感じられる
大きな要素だと考えられるからです。
いくらお金があったとしても、不健康では幸せだとは、思えないですよね。

この研究の中で、
60歳代の平均歯数は、16本 
70歳代では、14本、
80歳代では、9本
と減っていく。

そして、

「自分が健康だと感じる」「なんでも噛んで食べることができる」

という60歳代、70歳代の平均歯数は、17本となっていた。
17本の自分の歯があれば、なんでも噛めて、健康であると感じられる
というアンケートのまとめが記載されていました。



また、その17本という数字にこだわるのであれば、
「歯間ブラシやデンタルフロスを使用している。」
という60歳代70歳代の平均歯数も17本
であったことにも関係性を感じざるえます。

僕なりにまとめると。

60歳代、70歳代で「なんでも噛めて、健康を感じられる」幸せな人
=17本以上の自分の歯を持っている。
=歯間ブラシやデンタルフロスを使って口腔ケアをしている人
という公式を考えてみた。

これからも毎日仕事を通じて、口腔ケアを患者さんに話していく。
高齢者になって、残存歯数10本以下になるまえにこの事実を伝え、
みなさんが幸せであって欲しいと考えます。

ハートフル総合歯科グループでは、患者さんの歯を1本でも長く残せるように
最新の設備で最新の医療を提供します。
それは、みなさんの歯を失わせないために尽きるのです。
70歳になっても、17本以上の歯を残せるように今日も全力で診療にあたります。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

2015.05.23更新

マイクロスコープにも色々と種類があります。
ハートフル歯科には、4種類6台のマイクロスコープがあります。
秋山先生がご考案された、The Micro Endoscopic Techniqueを真似始めるようになってから、
カールツァイス社のピコモラーを3台に増やしています。

これは、ヨシダから発売されているデンタ300というモデルである。
うちの最古い機種である。
ツァイス社のピコモラーと比較して可動範囲は狭いが直視で見える。
うちのマイクロスコープでは、1番古い機種である。
患者さんや自分の姿勢にやや無理があるものの、
上顎の3犬歯の治療が直視で可能となっている。

やっぱり、古い機種と比較するとピコモラーは、
素晴らしいマイクロスコープだと感じられた。

歯科治療は、直視を重視する外科領域に属すると世界だと考える。
事実、薬では、治らない。(内科とは、異なる。)

ハートフル歯科では、繊細な歯科治療を行うために、
医院全体でマイクロスコープを使用して、
拡大した画像を見ながら精密な治療に取り組んでいます。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

2015.05.22更新

trophy社の韓国の方が、お昼休みに日本の歯科医院を見学したいと訪問してくれました。
お忙しい中、当院にも導入されているtrophy社のCADCAMシステムについて
世界事情を説明してくれました。
世界的にはデザインソフトで、別の物を使いもっと使いやすい形になっている
という話をしていだきました。

日本では、相変わらずMacとWindowsのように各社の規格が合わずに苦労していますが
世界的にはもっとスムーズなデータ移行が出来きているという、お話。
これは、いつもの話題です。

デジタル化の波は、穏やかではありますが歯科界にも来ています。
もうすこし、グローバル化してもらえたら良いなぁと今日も思いました。

日本では3000台のセレックが稼働していますが、歯科医院は7万件あると言われています。
残りの6万7千件の歯科医院にも、CADCAMが導入されて
欧米並みにデジタルデェンティストリーが進むと良いと思います。

デジタル化は、電卓購入みたいなもの。
アナログからデジタルへの変化は、必ず進んでいくはずです。
ハートフル歯科医院では、どこよりも早くアンテナを張り、
最新の医療を提供していきます。

今回もtrophy社の御厚意で、
キュアンさんに訪問して頂きありがとうございました。
最新の情報を元に、今後も良い医療を提供したいと思います。

 
 
すべては、患者さんの笑顔のために・・・

2015.05.22更新

普段、スーパーにあまり行かない私は
円高の影響は感じたことがあんまりない。
朝起きて子供を送り出し、ジョギングして、朝食、仕事、夕食、子供の勉強をみてあげて寝る。
テレビもほとんどみない。
スマホや新聞でニュースを見るくらいです。
そんな毎日を繰り返している。

円高の影響は、あんまりない。

しかし最近、円高を感じた瞬間がありました。
セレックのブロックの仕入れが上がったことです。
76円→121円になれば、企業にとって死活問題です。
値上げがありました。しかし、それを患者さんには、言えません。
だから、今回は、写真のように大量に注文をしました。
旧価格で仕入れておけば、しばらくは、仕入れを気にしなくても良くしました。

商材購入先に聞くと、春から細かく消耗品も色々値上げされているそうです。

「売り上げ変わらないのに、仕入れが上がってくるのかぁ。」
と心で話しながら、やや沈黙。

小売業や各家庭において、
総じて円高は、困った話なんだと痛感させられました。



ハートフル歯科のセレックは、価格据え置きとさせていただきます。(⌒▽⌒)

2015.05.21更新

6月14~21日までボストンの研修センターに行ってまいります。
ご迷惑をお掛けすることになりますが
今回も最先端の技術の習得をして参ります。
よろしくお願いします。

その研修期間中に、お世話になるタフツ大学のCADCAMチーフ技工士の大石先生が
偶然にも来日されており、講演を聞く機会がありました。
そこでボストンでお世話になることも含めて挨拶参加してまいりました。



大石先生は、医科歯科の技工学校を卒業後30年近く米国を拠点に生活をされています。
タフツ大学の補綴科の平山教授の下で
CADCAMインストラクターとして教育と臨床を行っているそうです。



急なお誘いにも関わらず、一緒にボストン研修に参加されるメンバーの中から、
太田先生、中井先生、米田先生が参加して下さいました。ありがとうございます。

講義の内容ですが、

大石先生は、ジルコニアについて見識が深く講義を興味深く聞くことが出来ました。
先生個人のプレゼンは正味1時間位でしたが、CADCAMの歴史や運用の仕方のヒント、
ジルコニアの審美について、壊れないジルコニアボンドのフレームについてなどお聞きしました。
僕の知っている、ジルコニアコーピングが間違えだったことや、
うちの技工士が昨年参加していた
技工士用のCADCAMコースの内容の裏打ちにつながり凄く良かったです。
日本ではジルコニアについては、勉強する機会すらありません。
大変勉強になりました。

お聞きした内容を、翌日、メモを見ながらお昼休みにメンバーに講義をしたくらいです。
日本では聞けない内容が、いっぱい詰まっていました。
やっぱり北米の歯学部は、強いなぁと納得していました。

大石先生は、EXCADというCADCAMソフトのユーザーだったので、
ハートフル歯科でも、今後はEXCADを使う予定なので楽しみになりました。
使うにあたり、偏見もあり不安が多かったのですが、その不安を払拭出来ました。

大石先生は、クラレノリタケのインストラクターとおっしゃられていましたが、
一昨年7月に上松先生とボストンに伺った際に紹介された日本人技工士さんも
クラレノリタケインストラクターでした。
やっぱりクラレノリタケは、日本よりもアメリカで新製品の開発、臨床を
積極的にやっているということなんでしょうか?

現在日本で手に入る、ジルコニアのハイトランスやマルチレイヤーよりも
審美的な物を作る事が出来ていました。
未発売のウルトラハイトランスジルコニア
(通常のジルコニアの900mpaの強度が、600mpaに下がるそうです。)
の実物を見せてもらいましたが、すごくキレイでした。

シンタリングの前のプレカラー、シンタリング後のステイニングで
細部に色を作りこんでいく部分が僕には、新しい内容でした。

CADCAMの運用に関しても、全て購入するのではなく設備投資、時間や手間を考えて、
アウトソーシングする事についておっしゃられていました。
アナログで少し手間をかけるだけで付加価値を高めるなど臨床のヒントをお聞きしました。

タフツ大学の見学の際には、その辺りを頭に置きながら行ってきたいとおもっております。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

2015.05.05更新

秋山先生のご講演の中で使われていた言葉です。

気になって調べて見ました。

これは西洋のことわざで、

「チャンスの神は前からやってくる。彼がやってくる時にタイミングよくつかめ。
もし、チャンスの神を逃がしたら、彼はもうつかむことがでない。
なぜなら、彼の後ろ髪は、はげてつかむことはできないからだ」

といわれているで、チャンスは時の流れと同期している。(ギリシャ神話より)

若者の人生は長く、老人よりも多くのチャンスの神に遭遇できる。

老人も同様にチャンスの神に遭遇する可能性はある。
しかし、エネルギーと時間が残り少ない。

「若者の未来は明るい。豊かな可能性がある」とよく言うが、

若者がチャンスの神に遭遇する機会も多く、
「彼を生かす準備のエネルギーと
時間を豊かに持っていること」を意味するそうです。

しかし、せっかくチャンスの神を見つけても、気付かないで、やり過ごしてしまう。
遠くの方からこちらに向かって近づいてくる者がチャンスの神であるということに
気づくことがまず必要である。
彼を見つけるには感性や問題意識が必要であり、
彼を見つける力を磨いている人が彼と向き合える。

次に彼に遭遇したとき、勢いよくその前髪をつかみ、引きとめることが必要だ。

彼を捕まえることができなければ、彼はたちまち去っていってしまう。

チャンスの神を捕まえる若者には、
知識と技能と社会的な能力と
精神力や体力が備わっていなければならないのである。
学校で勉強するということは、感性、問題意識、知識、社会的能力を鍛え、
健全な精神と体を作りあげ、
いつでもチャンスの神が来たら、見付けだし、捕まえて、
協力してもらえるようになる能力を身につけておくことなのである。

学習は、卒業しても一生続くことになるであろう。
人間は生きる限り、チャンスの神を前髪でつかみ、付き合っていく、
これがあるべき人生である。
浮浪者とはチャンスの神との接触を完全に諦めた人のことであろう。
たとえ形に上で浮浪者ではなくても、
精神的な浮浪者(夢や希望をあきらめる)には絶対になってはいけないと思う。

さて、チャンスの神は、どんな時に向こうからやってくるのだろうか。
それを予測するのは実に困難だし、その人の環境によっても異なるだろう。

幼少期の頃から、時代の変化とともにやってくる
チャンスの神を見つけることが重要である。
それをつかむためには、時代の流れと社会の変化をふだんから学習しておき、
社会的な視点を身につけておくことである。
その意味で、英語や数学だけでなく、歴史や社会科学の学習をし、
新聞記事を怠りなく読むなど、継続的な学習が大切なのである。

チャンスの神を見出した時、あらかじめそうした一般的な能力・教養について
自ら高めておくと掴むことができるでしょう。
読み書き、会話、そろばん、読書の学習がその最も基礎的なものである。
画家を目指す若者がデッサンを練習するのもそれであろう。
すばらしい題材に遭遇したとしても、それを描く能力が備えていなければ、
その題材を生かすことが不可能になる。

そんな意味では、ないかと思った。

私の体験でのチャンスの神との交流を述べてみよう。

平成元年、大学で高校を卒業した時の偏差値は45だった。
でも、諦めなかった。浪人して大学合格へたどりついた。
しかし,チャンスの神は医学部ではなく
歯学部へ導いてくれた。必死に掴んだ。

卒業してから、ツテもアテもない私は、誰よりも図書館の本を読んだ。
基礎をつくった。国家試験に出ない臨床医の書いた本を読んだ。
3年間もかからず過去の歯科医の主科目の過去の書籍を読み尽くした。
基礎を築いた。

コンピューターの大きな可能性を知る。Windows95発売。
当時、歯科医の役立つ実用的な
コンピューターの具体的な使用法を僕は知らなかった。
大学の教育では、パソコンは必要とされていなかった。

そんな時代に、私は、偶然にコンピューターに興味を持ち、
将来は飛躍的に能力の高いコンピューターが実現して
歯科医療を変えるのでは、ないかとふと心に思った。
2回目のチャンスの神さまに出会ったことになります。
当時、ドイツでセレックが開発されている事を知る由なかった。

やがて、開業した後、第3のチャンスの神が到来した。
偶然、歯科の展示会でセレックを見る事になったのです。
チャンスの神がいるのなら、尻込みは、しない。
懸命に学習し、たくさんの症例を積み上げていった。
セレックを使った歯科治療をマスターした。
コンピューターは、その後急速に進化し、
あらゆるセレックでの歯科治療を可能にした。
これからの学習もまた
「自転車のペダルを漕ぐがごとく」続いていくのである。

平成12年には、JSCAD(セレック勉強会)の理事に就任した。
私は、セレックの普及に全力を上げた。
さらにCADCAM冠の導入も普及と言う意味では、
大きな変化となるでしょう。
それらも新しいチャンスの神になるであろう。
これによって私の人生は、大きく開けていくと考えている。

私はこれまでチャンスの神を見つけ出し、努力することで、
彼と付き合う方法を学んだのだ。

「チャンスを前髪でつかめ」を忘れない。
これを実践すれば、未来は限りなく明るいと。

秋山先生の講義を聞いて、
マイクロスコープの神の前髪が見てきたのかもしれない。
努力していきたい。

45才を前に、チャンスの神が、走ってきたような気がする。

全ては、患者さんの笑顔の為に・・・

2015.05.01更新

秋山先生の講演をハートフルのドクター全員で参加しました。

全員で同じ講義を聞くことは久しぶりです。

全員で講演を聞くことは、
同じ治療に関して同じ尺度を持つ、
次の歯科医院の方向性を示すこと
の両方が目的としてあります。

マイクロスコープの「正しい」と「新しい」使い方や、
虫歯治療の最新治療法に関して学んできました。
従来のハートフル歯科で行われている方向性を更に進める形になる形でした。

従来の歯科治療、肉眼で見る。
その世界を大きく超える顕微鏡治療にすっかりと魅せられてしまいしました。
一緒に参加した先生方と共に、
顕微鏡でしっかり見ながら
正しい歯科医療を継続していきたいと思いました。

秋山先生には、素晴らしい講演をありがとうございます。

ハートフル歯科チームで、
先生に教えていただいた内容を共有し実践してきたいと思います。


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