理事長のブログ

2017.08.08更新


訪問歯科部門立ち上げに向けて、最終段階になってきました。これは、鼻腔内視鏡の実習です。
現在、認知症、脳梗塞などで片麻痺の方など多くの方が、きざみ食、胃瘻など食事の質が低下した状態で生活されています。
人間としての尊厳を考えると、最後まで食事を自分の口から取りたいというのが人の心だと思っています。
しかし、介護の現場では、きちんと診断がされずにきざみ食や胃瘻にされしまうことがあるそうです。
それは、実際には、きちんと飲み込みを行えず、誤嚥性肺炎での死亡者が増加している日本の事情もあるようです。
どうすれば誤嚥性肺炎を防止して、食事の質を向上できるのか。低栄養状態から回復させることができるのかを調べる為に必要な検査がこの経鼻内視鏡検査です。


「食と健康」をテーマに今後は、健常者のみならず要支援者、介護者にも美味しく食事ができるような食支援を考えております。
11年間、三鷹・武蔵野で地域医療に取り組み、多くの方とお話しする機会がありました。
11年経つとご自身で通院できない方も増えてきているそうです。


その方たちとも、しっかり向き合いたいと思い、新たに勉強を始めています。

 

往診について

 

往診について2 

 


お鼻の中から、内視鏡を挿入して咽頭部を確認します。
パソコンの画面で見えている部分が、気道です。
食事は、お口でモグモグされて、食塊形成され、気管を咽頭蓋で封鎖して食道に通って行きます。
パソコン画面の真ん中は、空気と声の通り道です。
食道は、パソコン画面の上方の暗い部分になりますが、普段は、潰れていて見えにくいです。ほとんど内視鏡でも見えません。

 

往診について3 

 

大学時代は、摂食・嚥下障害などの名前を障害者の問題という意味で教育を受けたことがあります。
ほとんど必要ないという雰囲気で、国家試験にも出ない状態でした。
残念ながらDVDを見ながら、嚥下の仕方や正常、異常の違いなどしっかり勉強しています。


内視鏡の使い方や画像診断、食事指導の内容など非常に詳しく書いてあり、DVDの内容を確認しました。


下田孝義

 

2017.08.08更新

大学を卒業して、6年目の秋
実務経験5年が、受験資格だったので、僕の世代としては、最短でした。
歴史的に見ると、介護保険開始から4年目の話です。
当時、歯科の往診などは、ほとんど存在しなかった。
僕は、勤務医時代から施設へ往診を頼まれ、当時 認知症、多種の感染症にかかっている方の入れ歯の調整や虫歯治療に従事していた。
そのご縁から、15年前より、介護分野への興味を持っていました。
当時は、介護保険制度ができたばかりで仕組みが理解できなかった為に、いっその事、その専門のケアマネジャー試験を受けてみようと思い立ちました。
ケアマネジャーの試験は、当時 医療・介護・福祉の3分野から構成され、歯科医師は、医療分野の一部の問題を免除されるので合格しやすいと言われていました。国家試験があるので、その分野は、大半知っていると見なされていました。
そこで福祉、介護の分野を一生懸命勉強しました。当時は、バリアフリー住宅など新鮮な言葉を学んだことを覚えています。


しかし、その後 介護の分野、往診に携わることができない環境になり、現在に至るのです。
開業して10年間、外来中心に行ってきました。
医院を空けることができずに、介護の世界に入っていけませんでした。


今年になり、歯科医師が増えてきたので新たに訪問分野を15年ぶりに勉強しています。


そもそも15年前は、パソコンもそこまで興味なかったですし、インプラントもこんなにやるなんて思ってませんでした。
思い返してみると、この後の15年間外科に取り組み、インプラントの勉強をしています。
9年前より、CADCAMに取り組みました。


勤務先の状況、結婚、開業、子育てなどめまぐるしく変化していく、僕の環境下で、訪問診療は、できていませんでした。


思い返すと、インプラントやCADCAMよりも縁が深い領域だったようです。
時代は、進み。


介護も入れ歯修理、虫歯治療だけだったはずが、今では、「食支援」と名前を変えて進歩しております。
恥ずかしがらずに、もう一度 勉強し直しています。

 

往診への想い

 

20年前(国家試験当時)
日本人の死亡原因は、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患でした。
現在は、悪性新生物、心疾患、肺炎、脳血管疾患
に変わっています。


その肺炎の多くは、誤嚥性肺炎だそうです。
卒業した頃、歯科は生き死に関わらない。
だから、軽く見られると言われていました。
そうだから、肺炎は、放置されてきたのか??


現在は、誤嚥性肺炎予防に向けて、ミールラウンドという医師、看護師、介護職員、ご家族、(歯科医師)、(歯科衛生士)などが集まり、食支援について各分野が連携して対応しているそうです。

 

往診への想い2

 

まだ歯科界から参加しきれていないようなので、ハートフル歯科としては、今後、参加していければと感じています。
不勉強な分野、歯科大学で過去には、あまり触れられていない分野でした。
今の国家試験では、衛生士国家試験でも必出分野となっているようです。


若手の歯科医師に負けないように、やっていきます。


全ては、三鷹・武蔵野の食支援を必要としている方とその家族の笑顔の為に・・・

 


下田孝義

 

 

 

 

2017.08.08更新

「先生は、何でそんなに必死に仕事をやり続けられるのか?」

だいぶ前に若手の歯科医師に

「とても努力してるように見えるが、何が仕事のモチベーションになっていますか?」

という質問を受けました。


なんでそんなに努力できるのか?
なんでそんなにがんばれるのか?

ってな質問でした。

答えは、

「やらないといけないからやる。」
「やるしかない。」
「仕事が好きだから」

その当時はそれで
終わったんですが、、、


僕の中で少しひっかかっていました。
しっくりこないなと。


そんなこんなで数年後、
最近、本を読んでいた時

気に入った言葉を見つけました。
そして、昔の会話を思い出しました。

「努力は、夢中に、勝てない」

そう。

夢中な人には、努力したって勝てない、
ってことです。


この言葉が気に入りました。


「努力は、夢中に、勝てない」


これですっきりしました。


なんでそんなにがんばれるのか?
(なんで努力できるの?)

って聞かれても答えられないのは、


歯科医療技術を
習得することについて、
僕は振り返ってみて「努力」したという
思い出があんまりないからです。


「努力」=「無理して」
分厚い歯科医療の本を
何冊も読んだとか、


「努力」=「無理して」
治療技術のセミナーに参加したり

思い出せません。

あったのは、
夢中で没頭していた記憶だけかなぁ・・・
「好奇心」という、エネルギーを使って走っていました。


努力してTVを見ないようにして勉強する
頑張って食事を我慢してダイエットするとか
そういう意味での「ガンバル」は、した事ないなぁ。


思わず歯医者の本を勉強していたら、
TVを見る時間も見たいという気持ちもいつの間にか
なくなっていた、という感じ。


ゲームをついつい夜中までやってしまう…
という感覚と同じ感覚かな?
ゲームした事ないんですけど。(笑)

歯医者の深い世界を知るのが面白いから、
夜遅くまで本を読んでいた、、、という感じかも。

「歯医者の虫に噛まれる」

なんて言い方がされますが、
僕はまさに、「歯医者の虫」に噛まれて
感染したんだと思います。20年間 闘病中!


お金を払って「ありがとうございます。」と歯医者さんは、言われる。
お金を払っていただいて、本屋の父親は、「ありがとうございました。」と言っていた。
感謝されながら仕事が出来る。
医療の世界は、とてもエキサイティングでした。

治療に失敗という言葉はない。
全部、100点満点の試験を求められる。
医療の世界は、とてもスリリングでした。


100%うまくいかせようなんて
思ったら一歩も前に進めません。
でも、100%の治療をやり続ける。この矛盾。
医療の世界は、とてもファンタスティックでした。


「夢中」になります。


今流行りのドラクエも、きっと同じで、
簡単にクリアできたら
つまらないでしょう。


チャレンジがあって
レベルアップがあるからこそ、
ゲームは面白いわけです。


僕にとって、
歯医者は
ほとんど人生とイコール。

人生、そのもの

だったら、、、

それにハマって、
夢中になって、
没頭したほうが、
人生楽しいじゃないですか。

「仕事が好き」じゃなくて、
「歯医者が楽しい!」

これなら
いいときも悪いときも、
どっちも楽しめますよね。

・・・ってことです。

なので、
質問への答えを訂正します。


「とても努力してるように見えるが、
何が仕事のモチベーションに
なっていますか?」

答えは、

「努力してる感覚はありません。
楽しいからやってるんだ。」

僕にとって、歯医者は、楽しいもんなんです!

全ては、全国の患者さんの笑顔の為に・・・

下田孝義

2017.08.03更新

娘が夏休みを利用して下北沢近くのお教室に行っているので、僕が休みだったこともあり送迎をして来ました。
下北沢は、河合塾の駒場校舎があり、浪人時代を過ごした場所です。
すごく懐かしく、行くとひとしきり街の様子の変化を楽しみます。暑いのに、1時間ほど下北沢を散歩しました。

もう30年前になるんです。

変わるはずですよ。
当時あった居酒屋さん(19歳の青年がなぜ??そんなお店を覚えているのか?)は、ほとんどなかったですね。
30年経つと当時の経営者は、高齢になっていますし、辞めていました。
ミスタードーナッツや元祖寿司、マクドナルドなどは、大手の外食産業なので昔のままの場所に存在していました。

僕が食べに行った『HIROKI』というお店は、昔からそのままの形で残っていました。
扉とか年季を感じますよね。
「懐かし〜。」
当時は、東京Walkerに話題にされるほど、広島風のお好み焼きの店が下北沢には、乱立していました。
しかし、そのほとんどがなくなっていました。残念です。

 

おこのみ

 

当時を思い出させるそのたたずまいに、懐かしさを覚えながら12時開店を待ち、開店と同時にお店に入りました。
すると平日にもかかわらず、バラバラとお客さんがやって来てたちまち満席、待っている人も出る混雑具合。
ほとんどが常連さんなのか、メニューもほとんど見ずにオーダーをしています。
サラリーマンというよりは、地元の方。
年齢も性別もまちまち。


僕も「そば&チーズ」といつものメニューをオーダー!
何年ぶりかですが、いつものメニューを覚えていたのです。

油にまとわりつかれた感じもそのままで鉄板に熱気が込められていました。

 

おこのみ2

 

作っている姿を見て、そうこれこれと凝視しちゃいます!
昔と変わらぬ光景。目でも楽しめるのがお好み焼きの美味しさですよね。
昔と違うのは、ビールを一緒に頼むようになったことくらいか。

 

おこのみ3 

 

できあがった「お好み焼き」おいしかったです。


お好み焼きが食べたくなり、コンビニで買うのですが、ソースは、おたふくと同じなのでしょうが、味付けや野菜の甘みなどもの足りなさを感じてしまいます。


このプログを書く中で、食レポは、ほとんどないのですが。


30年以上変わらぬ味で、地域に愛されている飲食店というくくりで、書かせてもらっています。


ハートフル歯科は、まだ11年ですが、変わらぬ味を提供していく「HIROKI」にあやかり三鷹の街で常に期待に応えられる歯科医院づくりをしていきたいと思います。


「痛くない・削らない・抜かない」予防重視の歯科治療
という医院理念。
最先端の機材で最新の医療を提供したいと、地域の方に期待されています。
それが安心感だと言われています。


その期待を裏切らないように、真摯に今日も歯科医療に取り組みます。

 


全ては、全国の患者さんの笑顔の為に・・・

 


下田孝義

 

2017.08.02更新

僕にとって、歯科医業は、「ライフワーク」で、天職だと思っています。すごく自分に向いているし、楽しく仕事をしています。

自分の器用な部分を活かし、患者さんと日々 コミニケーションを取りながら治療を進めています。いつも笑顔で「ありがとうございます。」と感謝の言葉を頂けます。やり甲斐をみています。

むりくりな英語の解釈だと思いますが、ネットで見た瞬間、心に響いたのでプログで話題にしてみたいと思いました。

ライスワーク(rice work): (お米を)食べるためや、お金を得るためだけに仕事をする
ライクワーク(like work):  好きなことや興味のある仕事をする
ライフワーク(life work):  人生をかけた仕事をする 
ライトワーク(light work):  人に、社会に光を当てる仕事をする。

働いている姿を見ると「この人ライス(米)ワークだなぁ」と思う人もいれば、
「この人は、ライク(好)ワークだ」なんてついつい見てしまいます。

事務職の人の働きぶりを見て、思う
「ライスワーク」なんだろうなぁ。
「ライクワーク」の人もたまにいる。

「ライトワーク」なんだろうなぁと心に響く働き方の方もいます。と考えさせられます。

ワークの仕方について、なんでかなぁ?と思います。

ライクワークだと思う方:
お客さまと顔があったらニコッと挨拶しますし、お客さまとは、 色々と会話をしながらちょっとずつ、できることをやりながら自分との関係性を良くしていこう、という気持ちがよくわかります。。

この方が、トイレ掃除をするなら、床拭きから洗面台を拭いて、ドアノブを拭いていることでしょう。(笑)。

ライスワークだと思う方:
やっているお仕事の内容は同じですし、多分給料も同じでしょう。やることをやれば、あとは、それでいいんだ、と思ってるのかもしれません。椅子の片付けなんかは手を使わないで、足で蹴飛ばしながら動かす(笑)。掃除きをかける。足で元に戻す。それも、普通にお客さまのいる前で。トホホ。

注意:動かして元の場所に戻すということであれば、同じだと思われているのかもしれません。理解できません。お客さまとも会話を交わさない。知らない人と会話することは、疲れるのでしょうか?そんな時間あれば、後ろの控室でゲームでもしたいのかもしれませんもちろん、生きていくためにお金は必要です。

仕事というのは、経済活動としてみれば自分の労働時間や成果物を所属先や会社とお金で交換する行為と言えなくもないでしょう。

でも、もし、お金との交換物として自分を見てしまうととっても寂しいです。私たちは「モノ」じゃありませんからね。そう考えると、ライスワークにしてしまうというのは、自分自身を軽く見て、痛めつけるような自傷行為とは、なりませんか?。もちろん、「プライベートが充実すればそれでもいい。」という意見もあるでしょうが、仕事の時間が充実しないでプライベートが充実しているということはなかなか私には想像できないです。良いか悪いかは別に、普通の人間は1日8時間、1日のうち1/3の時間を「働く」という行為に使うわけです。プライベートが、充実と言っても8時間×5日=40時間は、仕事をしているわけです。決して、無視できる時間ではありません。だからこそ、仕事が好きで頑張れたり、仕事を楽しんだり、あるいは、仕事を通じて他人に光を当てようとすることまでを考えます。

プライベートにあたる、残りの2/3の時間がどれだけ輝くかあるいは、日陰の中に潜んでしまうかは、、 仕事の仕方によって大きく左右されると思ってしまいます。

11年前に開業した時に、私は、全くのライクワークでした。歯医者の仕事が大好きでした。歯医者の本を読み、新しい治療法や材料をくまなくチェックしていつか出来るようになろうと、日々努力してきました。

そして、少なくとも自分がするべきことをこなし、少しずつ前進する。そんなことを10年間休まずにやってきました。一緒に働く先生には、こうした方が良い、ああしたがよいと、教育という形で指導してきたつもりです。

近年「もっとこうしたら良いよね。」が、大きく発展して、少人数では、ありますが、人前で話せるチャンスを頂けるようになりました。同業他者に光をあてるお手伝いをする講演などさせてもらっています。

 

 ヨシダセミナー4

 

「ライト・ワーク」に変わってきた瞬間です。

歯医者の仕事が、ライト・ワークにはなってきたかなぁ。
でも、「志し半ば」まだまだです。

今日も、歯科医業を真摯に取り組みます。

全ては、全国の患者さんの為に・・・

 


下田孝義

2017.08.01更新

北口院が、開業して10年目に入りました。
あちこちガタがき始めています。トホホ
時の経つのは、早いものです。

カウンセリング室のソファは、ずず汚れてきて、引き出し付きの家具の扉も外れたり、接着剤で修繕したりしていました。
そこで家具の買い替えをしました。
家具は、結構するものですぐに10万円単位になります。勇気を出して、お買い物  ^_^

約10年前は、家具を探しに新宿や渋谷、横浜などあっちこっち 小さい子供の手を引きながら歩いたものです。「懐かしい!」
購入後は、宅急便で配送をお願いしていました。

今は、アマゾンや楽天などで、探して、サイズをその場で測りながら購入。もちろん配送。こちらで組み立てサービスや古い家具まで持ち帰り。
助かります。

時代の変化ですね!

 

ソファ

 


開業当初より続く北口院のカラー、ダークブラウンのテーストに合う、ソファと家具が見つかり良かったです。

我にかえると、ネットでオーダーできなかったらどうなったんだろうか?
サイズを測っても実際にどの位のサイズまで許容してもらえるのかお店では分からない。
ソファなど、左右に少し余裕があるはずだが、ギリギリだと圧迫感??
その按配は、置く場所でしか分からない。

昔、南口にソファセットを買った。
診療室の図面を持ち込み、店員さんに相談して何十万円かした。
家具を入れてみたら、遊びがなくて全く人が出入りできない状態でした。程なく処分されました。

家具は、やっぱり 直接現場で合わさないとダメだという教訓です。

その教訓を生かすと・・・


歯医者さんで歯の色を選ぶ時に実際のお口を見ないとダメという事に通じ、その必要性を改めて感じました。
ハートフル歯科では、技工士さんがその場で、歯の色や形を見ています。小さい歯の場合は、そこまで話題にしていません。お任せいただだき、さりげなく確認して合わせています。

一般的には、技工指示書だけで、A3だとか技工所さんに伝えます。
しかし、歯には、グラデーションもありますし細かな色表現は、難しく結局、患者さんの好みやニュアンスまでは、伝わらないと思っています。

技工士さんが、本人と相談して現場で合わすことが大切だと改めて感じました。

歯科医院選びは、慎重に!
高額な費用をかけて治療する、前歯などでは、特にそういったチェアサイドで、色合わせをするサービスをしてもらえると良いと思いました。

全ては、患者さんの笑顔の為に・・・

下田孝義

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