寝ている間にインプラント

寝ている間にインプラント

ハートフル歯科では、インプラント手術をもっと快適に受けたいとお考えの方に、点滴薬などを用いた眠りながらの治療法(鎮静法)による治療を実施しております。

鎮静法は全身麻酔とは異なり、うたた寝をしているような、あるいは、ほろ酔い加減のように、不安や恐怖心が薄れ、治療を受けることが出来る方法です。
手術中の恐怖心はなくなり、ほとんどの場合、手術中の痛みも無く、いつの間にか手術が終わっていたという感じがします。
あっという間に手術を行うことができます。
もちろん、入院など必要ありません。手術後には、すぐにお帰りいただけます。

鎮静法を使用したインプラント手術では、歯科麻酔担当医による生態モニターを利用した全身管理(血圧・心電図・酸素飽和度の測定)がなされるので、術中の不快感もなく、快適・安全に手術を終えることができます。

鎮静下での麻酔担当医と患者さまとの会話例

「●●さん、こんにちは。今日、麻酔を担当させていただきます●●と申します。よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「きのうはよく眠れましたか?」
「じつは、緊張して、あまりよく眠れませんでした。今もドキドキしています」
「そうですね、皆さんそうおっしゃいます。お薬が入ると楽になりますから、心配しないでくださいね。●●さんは血圧のお薬をお飲みになっているようですが、何年前からですか?」
「確か、3年前からだと思います」
「朝だけですか?それとも、朝夕2回お飲みですか?」
「朝だけです」
「今朝はお飲みになってきましたか?」
「はい、飲んできました」
「普段の血圧はどれくらいか、おわかりですか?」
「130の70くらいかなー。あまり計ったことがないので…よくわかりません」
「わかりました。処置中は自動血圧計で血圧をみていますので、ご安心ください。それと、歯科治療で一番苦手なのは、どんなところですか?痛み止めの麻酔とか、歯を削る音とか…。」
「うーん、全部嫌だけど、しいて言うと…やっぱり、歯を削る時のキーンという音かな。前に歯を削り出した瞬間、意識が遠のくっていうか、貧血になったことがあるんです。しばらく横になっていたら、よくなったんですが…」
「そんな経験をおもちだったんですね。やはり、かなり緊張なさるタイプなんですね。お薬が入って緊張さえとれれば、脳貧血を起こすようなこともありませんから、今日は安心してください。他に心配なことはありますか?何でもお聞きくださいね」
「何もわからないうちに終わりますか?」
「患者さんによって感じ方が違うので一概にはいえませんが、うたた寝をしているような感じだと思ってください。治療中は普通に会話していても、終わってみると覚えていないという方が多いですね」
「わかりました。よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくお願いします。確認ですが、11時以降は飲んだり食べたりしていませんね」
「はい」
「お薬や食べものでアレルギーはありますか?」
「ありません」
「お帰りは自転車ですか?」
「今日は、言われた通り、歩いて帰ります。」
「そうですね、そうしていただくと安心です。では、もう少しこのままお休みください」

「では、いくつかモニターをつけさせていただきますね。椅子を動かしますので、頭を後ろにつけていてください。そのまま横になります。まず、左の腕に血圧計を巻きます。5分おきに自動で計りますので、びっくりしないでください。つぎは、右手の中指にクリップをつけますね。これは呼吸のモニターです。あとは、手首にもクリップですよ。これは、簡単な心電図ですからね。」
「いろいろ着けるんですね」
「かえって不安かもしれませんが、安全のためなので、ご了承ください。ちょっと血圧を計ってみましょう」
「いくつですか?」
「148の70ですね。緊張なさっているので少し高めですが、問題ありません。では、点滴をとりましょう。右手を下におろしてブラブラとしてみてください。ゴムを巻きますね。親指を中にして、ギューと握ってください。消毒します。ちょっと冷たいですよ。では、最初だけチクッとします。はい、入りました。手を開いて楽にしてくさい。テープで固定しますので、そのまま動かさないでください。もういいですよ、楽になさってください」

「では、麻酔薬を入れしますね。点滴から入れますので、お痛みはありませんよ。2、3分すると、まぶたが重くなってきます。眠いようでしたら、そのままお休みください。無理に起きていようとしなくていいですよ。処置中、もしお痛みが出てきたり、気分が悪くなったら、早めにおしえてください。我慢しないでくださいね。では、肩の力を抜いて楽にしていてください」

「●●さん、お疲れさまでした。終わりましたよ」
「えっ、もう終わったんですか?…寝ているような感じでした」
「お痛みはありませんか?ご気分はいかがですか?」
「まだボーッとしていますが、痛みはありません」
「では、このままもうしばらくお休みください」
「●●さん、お疲れさまでした。スッキリなさいましたか?」
「そうですね。かなりスッキリしてきました」
「ご自分では大丈夫だと思っても、お家に帰って緊張がとれると、また眠くなることがありますので、今日一日はゆっくりお休みくださいね。今日は楽にできましたか?」
「はい、思った以上に楽にできました。ありがとうございました」
「何かあれば、いつでもお手伝いさせていただきますので、いつでも声をかけてください。お大事にどうぞ」

歯科治療に対して高いニーズが求められる昨今、インプラント治療の分野でも、安全性はもとより快適性が問われる時代が到来しつつあります。
インプラント手術の際に鎮静法を受けた患者さんに対するアンケート調査では、90%以上の方が次回の手術でも鎮静法を受けたいと回答したという報告もあります。

今後は、鎮静法というよりは、むしろ歯科麻酔担当医を加えたチーム体制での手術がインプラント手術におけるスタンダードとして行うことを考えております。