当院のインプラント治療について

当院のインプラント治療

先日、NHKでインプラント治療に関する特集記事が組まれてきました。
それ以外にも読売新聞や朝日新聞でも同じような記事が掲載されています。
その中でもっとも問題になっていたことは、「歯科医師の技術」に関するものです。

現在、インプラント治療は大学教育にやっと導入された程度で、実際にはメーカーの講習会を数時間受けるだけでも患者さんにインプラント治療を行っているのが現状です。
実際に外科手術の経験、全身管理の経験、インプラント治療の経験が全てない歯科医師でもインプラント治療を行う事が可能になっています。
インプラント治療を行う際の知識・経験不足の先生がいることは事実です。

あの番組以降、臨床症例1,000本以上の治療実績を持つ当院には沢山の問い合わせがありました。
中にはインプラント経験が本当に豊富なのか、事故はないのか、などのストレートな質問も多数受けました。

そこで、みなさんの質問にお答えします。

①当院は、インプラントの経験豊富な理事長がインプラント治療を行っております。

当院では、一般的にインプラント経験が豊富と言われる歯科医師を500本以上の治療経験がある医師としています。
当院の理事長は、1,000本以上の経験と20年近い臨床経験を持っております。
歯科大学卒業以来18年の経歴があり、インプラント指導医の下、8年間の修業時代を経て、開業しました。
現在も、日々国内外での研鑽に努めております。ご安心ください。

②事故は、本当にないのですか。

家族に受けさせたい良い医療を考えております。だからこそ、決して無理はしません。

年に1回程度ですが、理事長の力量を超えるような難症例だった場合には、提携歯科医院へ紹介をすることで、院内で行う手術は、常に安全な手術を心がけております。
その場合でも、通院回数を減らす意味で、手術以外は、当院で被せ歯、メンテナンスまで行っております。
歯科医師人生18年の経験の中で事故はありません。

③インプラント治療以外は、してくれないのですか?

インプラント治療以外の歯科治療も当然行っております。

最近、インプラント治療をご希望される患者さんから「インプラント治療以外の歯科治療も行って頂くことは可能ですか?」との問い合わせが多く寄せられております。
理由を聞くと他のインプラントセンターや歯科医院で「インプラント治療以外は、うちではできない。」と言われたとのこと。
これには大きな問題が潜んでいます。歯科医院の利益優先?

当院では、インプラント以外の治療も含めた治療案を提案いたします。

全身疾患や心情的にもインプラントができない患者さんなども多くいらっしゃいます。
その場合は、セレックを使った最新セラミックブリッジを提案します。

総合的な歯科医院を自負するハートフル歯科グループでは、まずご自身の歯牙の保存に努めます。
どうしても駄目な場合において、インプラントの選択肢のご提案をしております。

すでに歯を失っている方には、インプラント以外の選択肢として、従来のセラミック修復の問題を払拭する高強度、生体親和性の高いオールセラミックブリッジやバネの見えない特殊な入れ歯などを提案させております。
もちろん保険内の治療も用意がございます。

セカンドオピニオンとしてでも、一度ご相談ください。

-読み物-

1)インプラントは、永遠ですか?

インプラントは、歯と同様の構造で骨に埋まり結合しています。
インプラントも周囲の歯が同様に歯周病に羅漢することがあります。
当然、歯周病に羅漢し進行すれば、インプラントも一緒にダメになってしまいます。
インプラントだけ行っても、生涯に渡る健康管理にはつながりません。
天然歯も含めてインプラントでもメンテナンスは必要です。
お口の健康管理を継続的に行うこと天然歯もインプラントも長持ちします。


2)歯のないまま、放置するとどうなりますか?

歯のないままで放っておくと噛み合せの問題が生じてきます。
1歯の少数歯欠損であれば、食事の不自由さは生じません。
しかし、多数歯欠損の場合は、食事は不自由になり、噛み合せのバランスも崩れてしまいます。
そんな時は、噛み合わせのバランスをしっかりと再生するしかありません。

しかし、インプラント治療を行う歯科医院と歯科治療、メンテナンスなどが別々であるならばどうでしょうか?
統一した方向で歯科治療が受けられない為に、治療、予防のバランス、責任の所在が分からなくなり、結局問題が起こった時にその後のフォローが受けられなくってしまうのです。


3)他院から来た、患者さんから寄せられた深刻な問題

患者さんから、「インプラントが、歯周病に羅漢しました。」と。
歯とインプラントの周囲の骨が吸収し、グラグラすることがあります。
インプラント治療を行ったインプラントセンターへ行くと 「まず、他院で歯周病治療を受けてください。」 と断れてしまいました。

しかし、現実的には困っているのです。
インプラントセンターでは、歯周病の治療を行ってもらえませんでした。インプラント専門だからです。
逆に、一般の歯科医院では他院にて行われたインプラント部分には手をつけたくないのです。
なぜならば、責任問題に発展する可能性があるからです。

たらいまわしになってしまった患者さん。どうしたら良いのでしょうか?
インプラント治療を行う場合は、他の全ての治療を引き受けてくれる。長期にわたりお付き合いできる歯科医院を選択した方が無難と言えるかもしれません。
当院の理事長は地元三鷹出身です。三鷹・武蔵野の大地に足をつけて治療を行っています。

④インプラント治療の実績はどのくらいか?過去にトラブルはないのか?

インプラント手術は外科治療です。経験豊富な歯科医師がいる医院で行う方が安心です。

ですが、
症例数が多い=安心・安全とは言えません
症例数が多い医師でも、訴訟やトラブルを抱えている歯科医師もあるようです。
直接聞くのは難しいかもしれませんが、ご自身の問題にかかわってきます。
きちんと確認するのをおすすめします。

当院は全国でもインプラント症例は多い方ですが、訴訟やトラブルを起こした経験はありません。
日本歯科医師会の2012年の発表によると、年間21本以上手術をしている歯科医院は全体の5%と言われています。
当院は年間150本以上の手術が行われ、上位1%に入る全国有数のインプラント症例を持つ歯科医院と言えます。

⑤当院では、目先のインプラント治療は、お断りさせていただきます。

他のインプラントセンターや歯科医院でインプラントを引き受けても、当院では引き受けられない症例もあります。
費用面で前歯だけ、片側だけのインプラント治療を行ってほしいと希望される患者さんに対して、お断りすることがあります。
確かに患者さんの要望は大切です。
それをそのままお受けすることも大切かもしれません。

しかし、奥歯の噛み合せを確立しないで前歯だけを、また、片側だけのインプラント治療を施せば、早ければ数年でインプラントがダメになってしまう可能性があります。
なぜならば、奥歯が本来負担するべき力が全て前歯や片側のインプラントに集中してしまうからです。

私たちは、歯科医師として長期に口腔内の健康維持管理することを目的としております。
一時的なお口の健康を目指すようなことはしておりません。
いつも、30年先の患者さんのお口の健康から、豊かな人生、笑顔、幸せ、楽しい食生活など提案しております。
今が良ければそれで良いというような治療計画は行っておりません。

結局、将来的に更なる身体的・費用的負担を患者さんに強いることになってしまいます。
このような場合は、当院ではしっかり将来のリスクを説明し、インプラント治療をお断りさせて頂いております。
ご了承ください。

⑥どこのメーカーのインプラントを使用しているのかは、とても大切!

日本国内では40種類ものインプラントがありました。
インプラントは、どこのメーカーのものでも同じという訳ではありません。
国産の激安インプラント治療を先導してるメーカー製のインプラント体が問題になったことがありました。
インプラント体の品質の問題やメーカーが存続できない場合、製品の問題、将来的に問題が起こった時に修理のパーツが供給されてない可能性も出てきました。

当院では、アメリカの「ノ―ベルバイオケア社」ドイツの「カムログ社」日本の「ケンテック社」を使用しております。
アメリカ、ドイツ、日本それぞれのNo1メーカー製のものなので、安心して治療を受けて頂けるでしょう。
どれも一流のインプラントで激安インプラントのたぐいとは異なります。

⑦CT診断をしっかり行っているのか。

CT診断は、インプラント治療の常識です。
2012年秋インプラント学会のガイドラインとしてCT撮影などガイドラインが出されました。
当院は、それにしたがってインプラント治療を行っております。

CT診断を行わないでインプラント手術を行う歯科医院もあるようですが、
安全で精密なインプラントを行うためにはCT診断は必須だと考えております。

⑧オペ室は、あるか。

インプラントは片手間でできるほど簡単な手術ではありません。
隣で歯を削っている中で、隣の粉塵・水滴が飛んでくるような環境でオペをして良いのでしょうか。
歯肉を開いた状態で隣の椅子からバイキンが飛んできたらどうでしょうか。
インプラントを専門で行っている歯科医院には、必ずオペ室が準備されています。

⑨オペ用のライトは、あるか?

外科処置は、直視が原則です。
どんなに上手な歯科医師でも、薄暗い診療室、手元では良い医療は出来ません。
暗い環境では、細かな作業は難しくなります。
オペ用のライトは、今では必須の設備となりました。

⑩拡大鏡を使った手術。

インプラント手術は、1㎜以下の精度を要求されます。
裸眼でも細かな作業ができるかもしれません。
しかし、拡大視野で見る手術環境を体験すると、細かな作業が簡単にできるようになります。
小さな紙に字を書くより、大きな紙に字を書く方が書きやすいものです。

⑪術野の管理

最近は、滅菌より使い捨ての方が確実に清潔な環境が出来ることが分かってきました。
当院では、使い捨てのものを多用して清潔な手術環境を用意しております。

⑫滅菌設備:クラスB滅菌(世界新標準)

滅菌のレベルが近年上がりました。クラスNからクラスBへ。

ボツリヌス菌まで滅菌できる。布に覆われたり、器具の内側まで滅菌できるようになりました。
従来型の滅菌より、レベルの高い滅菌器が導入されています。
2012年中国の新規の歯科医院の開業の際には、クラスB滅菌器設置義務が決まりました。

日本では、残念ながらまだ義務化されておりませんが、当院ではクラスBを導入しています。詳しくはこちらをご覧ください。

⑬CTシミュレーション後のサージカルガイドサージェリー

CTシミュレーションを行い、その位置に確実にインプラントを入れ込みます。
それがきれいな歯を作り、安全に手術を行う事を可能にします。
余計な方向へ切削をしてしまうと事故につながります。
近未来では、シミュレーション、ガイドサージェリーが必須の治療法になります

もし、「どこの歯科医院でインプラントをしたら良いですか?」と聞かれたら
「ガイドサージェリーをしてくれる人間的に信頼できる先生を選んで下さい。」とお答えします。

報道に関する当院の見解

以上、当院の考えについて述べさせていただきました。

実績のある歯科医院で最適な環境下、適切な診断と治療が行われれば、インプラントは安全でとても素晴らしい治療法です。
報道後、当院には逆にインプラント治療を希望する患者さんからのお問い合わせが急増しました。
今回のTV報道や新聞掲載は、患者さんにとってもインプラントを考える良いチャンスになりました。
患者さんにとって必ずプラスになる報道です。

具体的には、インプラントを選択する際に、しっかり説明を聞き、設備、技量、人間性など考え、インプラントをやるやらない、このインプラントメーカーは大丈夫か、ここの歯科医院で良いのか、など考慮していただきたいと思います。
何か分からないことがありましたら、その時は、ぜひご相談にいらして下さい。
セカンドオピニオンも含めて、しっかりご説明させていただきます。